せんねん君は、今四国にいます。

今、せんねん灸は代理店を通じ全国の薬局・薬店・ドラッグストアで販売していただいています。昔は、今のように流通も発達していなかったので、小売店を一軒一軒、訪問し商品を置いていただくお商売をしていました。

せんねん君のお父さんも、せんねん君もお店を一軒一軒廻ってお商売をしていました。

四国はお灸が盛んな地域なので、何度も足を運びました。

せんねん君のお父さんの時代は、自転車で荷台にお灸を積んで四国一周を。

せんねん君の時代になると岡山県・宇野から香川県・高松まで高速船で四国にわたり、バスや電車を乗り継いで。時代が進むと自動車も普及したので神戸港から高松までフェリーで行き自動車で四国一周をしました。

電車を乗り継ぐ時には、分岐点の「宇田津」と「多度津」か？迷いました。

「宇田津」駅は予讃線松山の方に行ってきます。予讃線と土讃線の分岐点が「多度津」駅です。

携帯やスマートホンもない時代です。せんねん君も慣れない土地、目的地につくことも大変でした。

しかし、その大変な時に触れた人の温かさ忘れません。

せんねん君