• せんねん灸セルフケアサポーター(鍼灸師)を探す
  • お灸教室を探す
  • せんねん灸セルフケアサポーター(鍼灸師)を探す
  • お灸教室を探す
場所
サポート方法
カテゴリー
開催日
場所
テーマ

教えて「せんねん君」がはじまりますよ〜!

2023年6月23日 カテゴリー:教えて「せんねん君」

6月21日の夏至が過ぎ、真夏へ向かってこれからますます暑くなってくる頃。
あざやかな「よもぎ」が、野山のあちこちで萌え広がっているよ。

梅雨ということもあって緑が映えるね。
「よもぎ」といえば、おだんごを思い出すけど?

いあぁ、ぼくも「よもぎだんご」は大好き!
でも、ここでは「よもぎ」といえば「もぐさ」を思い出してもらいたいね。

「もぐさ」といえば「お灸」ねっ!
最近、お灸に興味がある人が増えているようだけれど、なぜなのかしら?

新型コロナウイルス感染症のパンデミック(病気が複数の地域で同時に流行すること)によって3年以上にわたって私たちの生活は苦しめられたよね。
このパンデミックでわかったのは、健康の大切さではないかな。
歴史的に見ても、私たち日本人にとって健康とお灸は切っても切れない関係なんだよ。

そういえば、「いなかのおじいちゃんがよくお灸をしていた」とお母さんから聞いたことがある。

そうそう、お灸は私たちの生活にとても身近なものなんだよ。
歴史上の人物もお灸をしていたことがいろいろな文献からもわかるんだ。

例えば?

国語の教科書に出てくる『奥の細道』で有名な「松尾芭蕉(まつおばしょう)」さん。


「もゝ引きの破をつゞり、笠の緒付けかえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかゝりて」

(旅の準備のために、下着に空いた穴を直して、旅笠のひもを付け替えて、三里に灸をすえていると、松島の月があたまに浮かぶなぁ)

江戸時代は旅行、物見遊山(ものみゆさん)が娯楽として流行ったらしいけど、
当時の旅行といえば果てしなく歩く。たくさん歩くとくたびれる。くたびれたらお灸をする。
だから、旅行に必ず持って行ったのが「もぐさ」だったんだ。

そうなんだ!
知っているようで、知らないお灸の話し。たくさんありそう。
せんねん君、お灸のことあらためて教えてくれない?

はいはい。
古きを温ね(たずね)新しきを知る。「温古知新(おんこちしん)」だね。

ということで、教えて「せんねん君」』がはじまります。
これからも、どうぞよろしくお願いします!