急に寒くなり、風邪やインフルエンザが流行ってきました。

予防は様々ですが、意外と身近なことで予防の助けになります。

①マフラーでのどを覆う

普段外出時などマフラーでのどを覆うと身体の保温効果が高くなりますが、就寝時ものどを冷やさないようにマフラーやマフラータオルでのどを覆うだけでも予防になります。

②水分摂取を心がける

寒くなると水分摂取量が減り、体内の水分不足がのどの絨毛機能を低下させたり、便秘、口臭異常、筋肉の張りによる腰痛など様々な痛みを引き起こします。

食事のほかに1リットル以上の水分を摂取するように心がけましょう！

③『尺沢しゃくたく』にお灸または指圧

肺経の尺沢は免疫力が下がっている風邪の引きかけ時、月経前など圧痛が強くなります。

特に風邪の前兆を感じたら、お灸や指圧をして刺激することで風邪を引き込む予防になります。

暑いくて長い夏にうんざりしますが、お身体も冷房と冷たい飲食で段々疲れが溜まってくる時です。

胃が重い、口内炎ができるご相談が増えてきました。

お灸やツボ押しして予防してみましょう！

①足三里

②中脘

③関元

逆子にお灸施術は鍼灸界では普通に行われていることですが、一般の方にはあまり知られてないようです。

妊娠前からの患者様で、妊娠後も担当医の承諾の得て首肩コリの施術している患者様が33週で逆子と知り、34週の検診で逆子の場合、帝王切開分娩となることが決定していました。

そこで、1週間毎日①三陰交、②至陰に2壮ずつせんねん灸をしたところ、施術1週間後の検診で正常位であることがわかりました。

先日無事に自然分娩でご出産され、母子ともにご健康とうれしいご報告がありました。

改めて、お灸の素晴らしさを実感した事例でした。

冬健康に過ごすポイントは、保温と滋養を心掛けることです。

東洋医学では、冬は「腎」の働きが弱くなる季節と考えられ、内臓に

負担がかかる食事を控え、胃腸をいたわることが養生につながります。

また、冬は冷えから守るためにエネルギーを消費しやすいので、体を温め、

食べ物からしっかりと栄養補給することが大事です。

暖かくして、頑張らないで、春に向けて温存する気持ちで過ごしてみしょう！

クリスマス、忘年会、新年会と何かと胃腸が忙しい年末年始。

胃もたれに悩む方も多い時期。

ツボを使って、胃もたれを和らげてみましょう！

①足三里あしさんり

②手三里てさんり

③中脘ちゅうかん

マッサージ指圧も良いですが、お灸おすすめです！