秋の季節が少なくなり、突然、寒い日がやってくるようになりました。

暑さに体を慣らすことを「暑熱順化」といいますが、寒さに体を慣らす「寒冷順化」を意識して行っていきましょう。

・朝の散歩やゴミ出しなどで、短時間でも冷たい空気に触れることで体を寒さにならす。

・軽い運動で体を冷えにくい体にしていく。

・シャワーでなく、湯船につかる。

・温かい食べ物、飲み物を選ぶ。

寒さを我慢する、いきなり体を温めるなどではなく、徐々に寒さに体を慣らして、自律神経のバランスを整えて、冬に備えていきましょう。

毎日暑い日が続き、外出は控えて過ごされている方も多いでしょう。

夏は「冬に起こりやすい病を夏に予防する」という中医学「冬病夏治」の考えがあります。

お家で過ごす時間は、体調を整えるチャンスと考えて過ごしてみてはいかがでしょうか。

自然治癒力は、安心できる時間に働くと言われています。

自然治癒力を高めるには、何も考えず、ゆったりする時間が必要なようです。

しかし、現代は、時間があればスマホなどを見て、頭（脳や目など）を常にフル回転している方が多いのではないでしょうか。

気温も上がって過ごしやすくなってきましたので、気になるツボにお灸を施して、流れる煙を眺めながらマインドフルネス、のんびりしてみるのはいかがでしょうか。

強い寒波が日本列島に到来していて、とても寒いが続いています。

インフルエンザも流行っていますので、体調管理には気を付けたいものです。

ぞくっとと寒気を感じたら「火を使わないお灸　太陽」がおすすめです。

首の付け根にあるツボ「大椎」に貼ると、ほんのりした温かさが心地よくカラダを温めていきます。

暦の上では立冬を迎え、急に寒くなりました。

古典では、冬は生命力が身体の内側に向かって収斂している季節と言われています。

この季節は、活動的に動くのではなく、静かに過ごすことが適しているようですので、お灸を据えながら、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

温暖化で秋の時間が短くなり、寒さに適応できる身体になっていないかもしれませんが、少しずつ準備をして寒さに備えていきましょう。