心が晴れていれば身体は自然に営まれて快調となるとする「養心養生」

心の健康を保つために、ストレスをためないような毎日を過ごしたいもの。

自分に合った健康法が見つかってない方は、まずはお灸をすえて、静かな時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

私事ですが、１０年ぶりに急性腰痛症（ぎっくり腰）になってしまいました。

11月に入りましたが、ここ数日は夏日もあり、汗ばむ日があったかと思ったら、この先は、一気に師走並みの寒さがやってくるようです。

急激な気候の変動を感じる１年になりました。

それに伴って、日々の体調管理も難しくなってきたと感じております。

朱夏とは、古代中国の五行思想の中で、人生を四季で表すと「夏」を表現しています。

青春（季節では春）が終わり、ギラギラと輝く時期が朱夏。

陽のエネルギーがみなぎる暑い夏の時期です。

夏の季節を思いっきり楽しみたいところですが、台風も近づいてきております。

外出を控えることは残念ですが、夏のこの季節は「冬に起こりやすい病を夏に予防する」という中医学「冬病夏治」の考えがあります。

体調を整えるチャンスと考えてみて過ごしてみてはいかがでしょうか。

日常生活が少しずつ戻り、慌ただしくされている方も多いかと思います。

時間があればスマホなどを見て、頭（脳や目など）を常にフル回転している方も多いのではないでしょうか。

自然治癒力は、安心できる時間に働くと言われています。

自然治癒力を高めるには、何も考えず、ゆったりする時間が必要なようです。

お灸をしながら、のんびりとすることで、頭の休憩にもなりますし、ツボの刺激にもなります。

梅雨や暑い夏を迎える前にお灸で体を整えてみてはいかがでしょうか。

中医学でよく出てくる「養生」とは、今とこれからを快適に過ごすために備える生き方をすることです。

無理をせず、できそうな事を続けて行うことがポイント。

本日は非常に寒い日です。

こんな日は、冷えなようにし、無理をしないことが養生かと思います。