北比良の春は、フキノトウやコシアブラ、タラの芽、コゴミなど冬の間のあくを抜くのに必要な山菜が豊富です。家の前にも沢山あるのでしばらくは山菜を楽しめます。

ふと横を見ると多年草のヨモギがあります。

ヨモギと聞くと、草餅やおひたしが美味しいですね。ヨモギは食用や薬としてだけではなく、薬酒や薬草風呂、化粧品にも使用されています。

もちろんいつも治療に使用している艾はヨモギから作っています。

春だからというわけではないですが、少し自然に入って山菜を集めるのもいいのではないでしょうか。

令和６年能登半島地震により、犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今年の夏は猛暑を通り越して酷暑でした。

あまりの暑さにエアコンはフル稼働で逆に体が冷えてしまいました。やっと暑さがなくなったと思えば冬型の気圧配置で急に冷え込んでいます。

こんなに目まぐるしく気温が変わると体は追いつけなくなり自律神経はオーバーヒートを起こしてしまいます。不定愁訴と言われる不具合で皆さん体がとてもしんどいですね。

こんなにはお灸で体を整えましょう。

足三里、三陰交、陰陵泉、鶴頂、合谷、曲池などにお灸をしてください。

スッキリとした感覚になるでしょう。

今年の梅雨は降ったり晴れたりで気圧の変動が大きいように思います。梅雨前線が上がったり下がったりするたびに低気圧と高気圧が入れ替わりこれら気圧の変動で頭痛、めまい、倦怠感などの症状を訴えて治療に来られる方が増えています。

最近は天気病（気象病）などと言われています。

この症状をお持ちの方は女性に多く、印象として痩せ型で冷え性（虚証）に見受けられます。

天気病は昔からあった病で現在よく言われている筋膜との関係があると考えています。

まずは安易に薬に頼るのではなく、エクササイズや伝統的な施術を試みるべきだと考えています。

北比良は例年のごとく春の風が強く風いています。季節の変わり目は体調が芳しくありませんね。自律神経の作用して色々な症状が出るようです。

高血圧もその一つ。

私は正常血圧とか高血圧とか言われている数値はあまり気にせず、血圧も人それぞれと考えています。それに高齢者と若者が同じ数値で診察されていることが不思議です。

しかし収縮期血圧が160以上、拡張期血圧が110以上あれば血圧を下げる灸をします。

特にするのが

・足三里

・合谷

・人迎（やりすぎると低血圧になってしまうので要注意です）

毎日自宅で灸をすることで血圧数値がかなり下がります。

セルフケアでお灸をやっていきましょう。