今年も酷暑です。。。

こんな暑い中、激しく動いたわけでも無いのに関節が痛むことがありませんか？

冷房による冷え過ぎもありますが、水分不足も一因となっているかもしれません。

関節がスムーズに動くには水分が必要なのですが、それが足りていないと、炎症が起きて痛みが出やすくなるのです。

この暑さにより、想像以上に水分が奪われていると考えていただいていいと思います。耳にタコが出来そうですが、やはりこまめに水分を摂ってくださいね。

そして大事なのはお灸も据えちゃうこと！

炎症を抑える働きがありますし、血行をよくしてくれます。適度な温熱で、冷房の冷えからも守ってくれるので、関節のメンテナンスにはとても効果的です。

ついでに足三里やお腹にも据えて胃腸の状態をよくしておけば、摂取した水分を効率よく吸収して巡らせることができますよね！

一石何鳥でしょうね。ぜひお試しください。

先日京都市の壬生寺で、初めてほうろく灸を体験してきました。

ほうろくという素焼きの大きなお皿を頭に乗せて、その上でモグサを燃やすのです。

ほんわりあったか〜くなるのかと思ってたのですが、想像よりしっかりピリッと熱さを感じました。熱さを感じた後は、頭とほうろくの間にタオルを挟んで穏やかな温かさに調整してくださったので、終始心地よかったです。

終わってほうろくを頭からはずしたら、なんとまぁスッキリと気分のいいこと！！

暑気払いのために武将たちが兜の上からお灸を据えたというのがよく分かりました。

これはね、実際に体感しないと分からないです。ほんとに気持ちがいいので、機会があればやってみてほしい！！是非！！

私は鍼灸師なので、心身の不調を整えて元気を取り戻すための施術をします。でもこれは魔法みたいなことではなくて、その方ご自身の回復力をお助けしているだけなんですよね。

お客様には、先生すごーい！って言ってもらえるとやっぱり嬉しいんですが（笑）、すごいのは私ではなくみな様ご自身なのでございます。自分を褒めてやってくださいねって本当に思っています。

セルフケアの方法は色々ありますが、ポイントは血行をよくすること。血行を良くすることで治る不調も意外とたくさんあるのです。びっくりされますが、本当です。たくさんの方に、自分の回復力を信じて欲しいし、感じて欲しいなと思います。

最近になって、青春時代の古傷が痛み始めました。てへへ。

スポーツで日本一を目指していたので、毎日ハードに取り組んでいたんですね。20年以上前のことになります。

当時は、体のケアがあまり重視されていかなったので、使いっぱなし。少々痛くても、気合いで “なかったことにする” のが主流だったような思い出です。

股関節や膝は、もう少し前から不調の認識があったのですが、この所右の腕や肘の痛みが強く出てきました。利き左の手より冷えているんです。

触ってみて、痛みのある所にお灸を据えると、すっごく軽くなるんですよね。痛みも和らぐし、今まで酷使してきてごめんやで〜って思いながら今更ながら労わっています。

みなさんも同じような経験はありますか？

今からでも遅くないので、積み重ねた痛みを癒してあげてくださいね。

日中の日差しが強すぎるせいか、我が家のヘチマやニガウリ達はシナシナになっています。

夏の暑さにもだいぶ適応してきたと思うのですが、気温が体温以上になるとさすがに大変ですね。

水分をこまめに取りましょう！とよく言われますが、取り込んだ水分を効率よく吸収するためには、内臓が元気でないといけません。冷房や冷たい飲食物によって内臓（特に胃腸）が弱っていることは案外多いので、要注意です。

お腹の冷えた部分や、足三里にお灸をして、胃腸が元気でいられるようにお手当しましょう！元気に夏を過ごすためには忘れちゃいけないポイントなんですよ。