神戸東洋医療学院こうべとうよういりょうがくいん
-
せんねん灸セルフケアサポーター早川 敏弘
-
- JR三宮駅
- 兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目9番1号 センタープラザ14階
・お問い合わせ078-333-1557
・お問い合わせ078-333-1557


2025年7月 成都中医薬大学
「灸の用量効果関係と作用機序に関する学際的研究の進展」
艾灸的量效关系及作用机制的多学科研究进展
Multidisciplinary Research Progress on the Dose-Effect Relationship and Mechanism of Action of Moxibustion
赵永宜 et al.
中医学 Vol. 14 No. 7 (July 2025)
以下、引用。
「『医宗金鑑(いそうきんかん)』では、およそ病を灸するとき、火気が至って初めて癒えるとあります」
《医宗金鉴》中提到:“凡灸诸病,必火足气到始能愈”
以上、引用終わり。
↑
わたしは灸の響き(灸感)を重視しています。鍼灸初学者の方に灸をお伝えする際には、まず「灸の響き」を感じるようにお伝えしています。足三里に灸する場合は、足首あたりまで灸の響き(灸感)を感じるのは十分、技術的に可能です。
「せんねん灸」は、初学者の方でも、灸の響きを感じることができます。お勧めです。
「いつ灸を止めるか?の判断」は灸の一番の難問だと思います。
基本はフェザータッチで皮膚面に左手の示指を滑らせて、陥凹で指を止め、垂直圧で硬結を押します。「陥下に灸する」が基本です。八分灸の場合、灸を継続していると、穴の周りに皮膚の透明感が出現したり、フレア現象が起こります。CGRPやサブスタンスPが出て末梢血管が拡張した証拠です。皮膚をフェザータッチで滑らせると、わずかに陥凹が膨隆することが多いです。毛細血管が拡張するためです。
遠隔取穴の透熱灸の場合は「熱くないときは熱くなるまで。熱い時は熱くなくなるまで」が基本です。要は経穴・阿是穴が変化するまでです。
「せんねん灸」は「灸の響き感」を出すには優れています。敏感タイプの患者さんの副交感神経優位の状態をつくるには優れています。患者さんには「チクチクする感じがしたら外します」とお伝えします。我慢するとヤケドのリスクが増大します。
2025年5月25日、北海道札幌視覚支援学校附属理療研修センターにおいて、「耳鍼の概要と治療の実際」と題して講義をさせていただきました。
午前中は、耳鍼の歴史と耳の独特の解剖用語について話しました。WHO標準の耳穴を取るには、「耳垂(LO)」や「耳輪(HX)」などの解剖学用語が必要となります。ご自身でも学ばれていたり、予習してくださった先生方が多く、お一人お一人の耳を触ってお伝えしたところ、「思っていた場所と違う」と言われることがありました。耳穴のテキストは平面なので、立体的な耳とズレが生じやすいです。この場合、持参した小型の耳模型を触っていただき、概念をお伝えしました。
午後からは耳の解剖用語の残りを解説した後、デモンストレーションを行いました。質疑応答ではたくさん質問が寄せられ、先生方の熱心さに感動しました。 臨床をされている先生のご参加が多く、耳鍼に興味を持っていただいたようで、本当に嬉しかったです。このような実り多い時間を過ごすことができたのは、参加者の先生方のご協力と運営頂いた先生方のご配慮のおかげであると深く感謝しています。
2024年7月21日に富山鍼灸学会さまのお招きで「慢性疼痛の灸療法-熱敏灸・押灸・竹筒灸」と題して講義と実技をさせていただきました。最初に棒灸(熱敏灸)、押灸、竹筒灸について簡単に説明を行い、参加者で肩こりがある方の左肩井あたりをターゲットにして、押灸、棒灸、竹筒灸の実技を行いました。
押灸はスモークレス棒灸を用いて、皮下組織・筋肉の硬結を広く柔らかくしていきます。漸増圧・持続圧・漸減圧のそれぞれで特有の灸の響きが生じます。指圧のさまざまなテクニックを応用します。
押灸はスモークレス棒灸を用いて、皮下組織・筋肉の硬結を広く柔らかくしていきます。漸増圧・持続圧・漸減圧のそれぞれで特有の灸の響きが生じます。指圧のさまざまなテクニックを応用します。
竹筒灸は、皮膚に灸点紙を貼り、米粒大で八割くらい燃えたところで、フェザータッチで竹筒をかぶせて、利き手の母指でゆっくりと沈めていきます。抵抗感を感じたところで、もう一押ししていきます。これも竹筒灸独自の灸の響き感が生じます。深部の筋硬結が緩むと、竹筒が突然、奥に入る感覚が生じます。そこで灸をやめます。
富山鍼灸学会のみなさま、ありがとうございました。
鍼灸専門雑誌『Tehamo』6号(2023年2月28日発売)に、早川敏弘著「私の訪問治療のスタイルとこれからの訪問治療」という記事が掲載されました。この中で、訪問治療における、わたしの灸治療が載っています。白血病患者さんの抗がん剤治療の際の足のシビレや喘息患者さんの喘息症状をスモークレス棒灸で治療した症例や、「煙の出ない灸せんねん灸の奇跡」を患者さんにセルフケアで利用していただいていることなどが内容です。訪問治療でも、わたしはお灸を使います。においと煙の問題はスモークレス灸の利用という工夫によって克服しています。また、わたしが働いている鍼灸治療院では、煙の問題を高機能の空気清浄機の使用によって克服しています。わたしの治療システムにおいては、灸のみで鍼を使わないことのほうが多く、鍼のみで治療するほうが珍しいです。患者さんにお灸の良さをしっていただき、患者さんのほうから「お灸してほしい」と言っていただけることが何よりウレシイです。


鍼灸院名
神戸東洋医療学院
せんねん灸セルフケアサポーター
早川 敏弘はやかわ としひろ
関西医療学園専門学校卒業。
鍼灸師。あん摩マッサージ指圧師。
兵庫県介護支援専門員(ケアマネージャー)。
| 鍼灸院名 | 神戸東洋医療学院 (こうべとうよういりょうがくいん) |
|---|---|
| 住所 | 〒650-00210021 兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目9番1号 センタープラザ14階 |
| アクセス | JR三宮駅 |
| TEL | 078-333-1557 |
| ご予約 |
078-333-1557 フォームで予約 |
| メールアドレス | haya@k-toyoiryo.com |