やくはり灸治療院やくはりきゅうちりょういん
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せんねん灸セルフケアサポーター夜久 暁子
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- JR・山陽垂水駅
- 兵庫県神戸市垂水区
- カテゴリー 女性専用
12月4日からインドに来ています。
南インドにある僧院で、
毎日女性の聖者さんと共に瞑想したり聖歌を歌っています。
私が日本を出た時は
まだ暖かい日本から暑いインドに着いたような感じで
それでも環境に適応するのに時間がかかり
鍼灸師で良かったと改めて思いました。
自分でする鍼灸とあわせて
アーユルヴェーダのサプリメントを個人的に購入したら
後でドクターに診てもらった時に
診察を受けずに薬を自分で買わないように言われました。
実は昨日風邪をひいていた日本人の方がいらっしゃったので
お灸をお渡しして
その方に必要なツボをお伝えしたところ
1回目から効果を感じられたようで
とても喜ばれました。
症状は似ていても
元々の体質やその時の体の状況は様々なので
アーユルヴェーダの薬と同じように
その時その時でツボを選んだ方がいいのです。
セルフケアを自己流でして効果を感じられない場合は
お灸の教室に参加したり
鍼灸治療を受けに行って相談すると良いと思います。
日本では寒くなり
インフルエンザが流行っているようですから
病気になる前にケアしておきましょう。
来年も皆様が健康でありますようにお祈りしています。
お彼岸がやってきて、
すっかり秋らしくなりましたね。
夜になるとだいぶ涼しくて
虫の音を聴きながら
窓を開けていると
扇風機さえいらない日が出てきて
とても氣持ちがよいと感じるこの頃です。
涼しくなってくると
夏に食欲が落ちていた人も
ごはんが美味しくなり
食べ過ぎる傾向が出てくると思いますが
一番の養生は
やっぱり
よく噛んで
ゆっくり味わって頭の満足ではなく
五臓六腑が喜ぶ程度に食べる
ということです。
ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが
お灸だけでなんとかして
日々の自分への行いを見直さないのは
本末転倒ですから。
からだに負担なく暮らすように心がけて
時には食べ過ぎたりして
そんな時にお灸に助けてもらう。
毎日食べ過ぎてるな、
と思ったら
やっぱりそれは改善出来ないか
工夫したり
ストレスを減らすようにすることの方が大事です。
まぁ、お灸も
ストレスを減らしてくれますから
どちみちやるといいですけどね。
今のおすすめのツボは
やっぱり?
お腹の中脘は外せません。
それからさらに
お腹の章門、期門
腕の合谷、曲池
足の三里、陽稜線、太谿などです。
でも、
自分がしたいな、と
感じる場所にするのが
いちばん大切です。
心地よいお灸タイムをお楽しみください。
立春から春分に向かう中、
暖かい日や寒い日が交互にやってきて
この揺らぎの中で
わたしたちのからだも、
少しずつ春へと準備しています。
虫たちが土から出てくる頃、
私たちのからだも毛穴が開いて
冬の間に溜め込んできたものを
排出しやすくなります。
春のデトックスを促してくれる肝臓の経絡のツボは
春先に脚がつりやすくなったり
春の風で上昇しやすい氣を下に下げて
冷えのぼせをおこしやすい時によく効きます。
足の親指の爪の生え際の人指し指よりに
大敦(だいとん)というツボがあります。
ここにお灸をしたり、爪もみをしたりすると
暖かかくなって動き過ぎたり
交感神経がたかぶっている時に
筋肉をゆるめ、リラックスして
気血の巡りをよくしてくれるのに役立ちます。
簡単ですから、
ぜひやってみていただくといいと思います。
私が住む神戸の町では、
先日雨が降って一氣に冬の寒さがやってきました。
こんな時はお灸がとても気持ちいいけれど、
その為に服を脱いだりめくるのも寒いですよね。
まず1箇所で全身を暖かく感じさせてくれるおすすめのツボは、
大椎というツボです。
首を下に曲げた時に一番大きく手に触れる骨の下にあります。
ここに火を使わないお灸の太陽を張ったり、
火を使うお灸をするなら、
服を焦がさないように氣をつけながら
少し襟元をゆるめるだけで据えることが出来ます。
その次に上半身を暖かく感じさせれてくれて
なおかつ袖を少しだけめくればできるのが
陽池という手首の関節の背面にあるツボです。
手首の皺の線の上で、
中指をそらした時に浮き上がってくる腱の小指側の凹みに取ります。
下半身から腰の冷え対策には、
太谿というツボを使います。
足の内くるぶしの後ろの凹みに取ります。
ここは冬に頑張ってくれる腎臓の経絡のツボです。
お灸を据える時、
冷えがきつい人は、
熱さを感じないこともあるかもしれません。
その場合は熱いのが分かるようになるまで、
何回か続けてお灸をしてください。
楽してお灸するように工夫することが、
続けるコツだと感じるこの頃です。
実はわたしの父は
脊髄小脳変性症という難病を患っています。
それでも昨年の夏までは
鍼灸師である父は
家族の治療をしてくれていました。
病気の進行も通常の患者さんより
とてもゆっくりに抑えられていて、
病院でも驚かれているそうです。
しかし去年の猛暑で状態が悪化し
家族の治療どころではなく
父の療養の世話をしている母も、
疲れでぐったりするようになってしまいました。
わたしもできることは手伝ったり、
からだのケアもしていますが、
やはり限度があります。
そこでせんねん灸のやり方を教えてあげて
私が治療できない日でも、
毎日自分でお灸をしてもらうようにしました。
母は努力できる人なので
ちゃんと毎日続けていたら
それまでは夕方にはぐったりしていて
一度横にならないと家事ができなかったそうなのですが
今では休まなくても動けるようになっています。
どのツボにお灸をするか、ということも大事ですが
もっと大事なことは
毎日、続けることです。
時間がないという人は、
手の合谷にお灸するだけなら
お茶を飲んでる間にテーブルでできますし
わずか数分で終わります。
このわずか数分を、
ぜひご自身のために作ってお灸してみて欲しいな、
と思います。
ではまた。
鍼灸院名
やくはり灸治療院
女性専門の鍼灸治療とせいたいをしています。
通常の鍼灸治療が怖い方には、せいたいと服の上からできるネパール棒灸のメニューもあります。
詳しい場所についてはご予約の際に説明させていただきます。
垂水駅からバスで約10分、バス停からはすぐです。
せんねん灸セルフケアサポーター
夜久 暁子やく あきこ
幼稚園の頃に出来たタコが鍼灸師だった父のお灸で一回で取れたり、19歳の時に冷えの膀胱炎や無排卵が治ったのが初めて自分でした体験です。「お灸って本当に効くんだ!」と感動しました。お灸をひねるのも好きですし、氣が巡っていくのを感じるのが瞑想のようで。わたし自身お灸が大好きです。たった一つのツボに一回でも毎日すえ続けると体が変わるので、患者様にもホームケアとしてのお灸の仕方などお伝えしています。
鍼灸院名 | やくはり灸治療院 (やくはりきゅうちりょういん) |
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住所 | 〒655-0031 兵庫県神戸市垂水区 |
アクセス | JR・山陽垂水駅 |
営業時間 | 10時~18時 |
定休日 | 現在は金、日曜日です |
ご予約 |
フォームで予約 |
施術内容 | 鍼灸・せいたい |
料金 | 初診料2000円治療費6000円 |
カテゴリー |
女性専用 暮らし方や精神的なこと、ちょっとスピリチュアルなことも含めておひとりおひとりを診ています。からだは魂の容れ物、神殿です。深く心身と向きあい、お悩みの奥にある本質的な原因をお伝えすることを大切にしています。肩凝り腰痛だけ治ればいい、という方より、こころが体に影響していること、本質的なことも含めて、からだを通して魂の響きを高めたい方にお越しいただけたら嬉しいです。 |
こだわり | 鷹の目のように、ちょっと普通の人とは違う視点で観させていただいてます。 |
メールアドレス | yakuchiryoin@gmail.com |