これから、寒さが和らいでいき、春に向かっていきます。この時期に多いのが花粉症などのアレルギーです。

アレルギーは炎症の症状です。炎症に深く関わるのは腸と肝臓です。

古くからの言葉に「肝腎要」があります。主に事柄や問題の核心や要点を示す表現です。

肝臓は春に限らず内臓の核心を担っている臓器です。

ですので、花粉症やアレルギーになる前に、今から肝臓のケアを心がけることをおススメします。

冬になると気温が下がり、空気が乾燥します。

身体はそれに対応するために冬の身体になります。

冬になると冷え性の人は、体温が上がりづらく、血流も悪いため、手足が冷えます。

それに対応するのにおススメなのがお灸です。

足のくるぶしの内側にある「太谿穴」に毎日お灸をすることで毛細血管が開き、冷え性を改善します。

寝る前にせんねん灸をするとリラックスにもなり、ぐっすりと眠れることもうれしいですね。

秋の夜長に睡眠不足を解消！

養生では「睡眠は心身を整える基本」としてしっかり眠ることをおすすめします。

溜まった疲れや睡眠不足は体に悪影響を与えます。

秋の夜はきびしい暑さが落ち着き、「睡眠の秋」といわれるほど過ごしやすくなる為、ぐっすり眠れるチャンスです！

寝る前にせんねん灸でほっこりしましょう＾＾

今年は梅雨入りが早かったですね。梅雨の時期は高温多湿になり、自律神経が揺さぶられた状態になります。

その為、普段は不調と感じていないところに調子の悪さがでることがあります。

これは、自律神経の副交感神経が優位になることで現れる症状です。

症状が出た場合、その症状を緩和する方向で鍼灸や養生をすることは、これから夏に起こる猛暑への対応になります。