4月から環境が変わった方いらっしゃいますよね。慣れない中緊張感を持って頑張って、疲れが溜まる頃ですよ。

桜がこんなに遅れて、朝晩の冷えもまだまだ続いています。でも日中は汗ばむ日もあるぐらいで冷たいドリンクに手が延びます。

この時期「穀雨」という暦に入ります。穀物には必要な恵みの雨でも人間は体調を崩しがち、湿気が多くなりお腹をこわしがちです。ぜひお灸で養生してみてください。

「穀雨」というとおすすめのツボが「然谷」と出てくることが多いです。内くるぶしの斜め下、前にある骨の出っぱりを探します。出っぱりのかかと寄り際（きわ）にある「へこみ」です。若干探しにくいですか？大丈夫、その辺りの凹みを取ってください。（画像はせんねん灸さんから：https://www.sennenq-selfcare.jp/blog/）

お灸だけでなく、意識的に体を温めてあげてくださいね。

季節の変わり目を気持ちよく乗り越えましょう。

最近外国の方二人から立て続けに「moxa」という言葉を耳にしました。

一人目はインドネシアの旅行者の患者様。初めての日本での治療ということで、こちらはソフトに治療をしつつ「お灸してもいいですか？」と聞いて、お灸の説明を始めたところ「moxa」は知っているし好きだ、とのこと。びっくりでした。

二人目はアメリカの方。こちらは鍼灸の学生さん。「moxa」は大好きだし、勿論治療でも使うとのお話。

お灸が広く世界でも使われ始めているのでしょうか。インドネシアのような暑い国でまでも。

お灸の明るい未来を感じた出会いでした。

朝晩すっかり涼しくなりました。けれども夏の癖がなかなか抜けません。特に注意したいのが室内での過ごし方。室内でリラックスしている時に徐々に冷えは訪れています。お部屋で家事をしていて、細々したことをしていて、あるいは動画に夢中で、冷えを感じてもすぐに対処できないものです。そして気がついた時にはすっかり冷えてしまったこと、ありませんか？

・まずは室内で靴下を履きましょう。

・すぐ手に取れるところに羽織るものを置きましょう。

・できるだけ湯船に浸かりましょう。

そしてお灸です。

定番の「三陰交」です。

内くるぶしで、高さは指４本分上と覚えてください。大体で大丈夫ですよ。内くるぶしから、ゆっくりなぞり上がってください。画像あたりが凹んでいると感じると思います。靴下のゴム跡の高さとも言われます。

季節を変わり目を快適に過ごしましょう。

ベタベタジメジメ、気分も体も重〜くなりがちな季節です。雨続きで、出かけるの億劫、やる気も出ない時。ご自宅でお灸はいかがですか？「陰陵泉」イコール水はけ！と覚えるほど、湿気やムクミに有効なツボとしてとても有名。水分代謝に働けかけてくれます。お灸することにより血行も良くなるので、全身の滞りを解消するためにも是非お試しください。

膝のお灸のお話。続きです。

自分が必要になってしまい、膝のお灸に真剣に向き合っています。そして感じているのは、これは早く皆さんにお伝えして、セルフケアに取り入れていただかないと、ということ。

整形外科、接骨院、マッサージと試して、確実に即効性があるのがお灸。やる前やった後明らかな違いに気づくはずです。

退屈なリハビリ体操を一緒に楽しくしてお灸して帰る、膝に特化したお灸をやってみたいと、今画策中です。

自分が弱って気づかされることってあるのですね。