楽陽鍼治療院らくようはりちりょういん
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せんねん灸セルフケアサポーター伊藤 英明
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- 市バス「菊井町」および「明道町」徒歩5分
- 愛知県名古屋市西区那古野二丁目8-11日置ビル
・お問い合わせ052-562-0050
・お問い合わせ052-562-0050


やけ食いが慢性的となり食べていないときがない→お腹がならない→若返り細胞が働かない→イライラすると言う悪循環が起こります。
当院の患者さんは私が治療し始めるとお腹がなる方が多いです。
その時私は「元気の『気』が巡ったからですよ」と答えます。
ツボとツボを繋いでいくと「経絡」と言う元気の気が流れるルートがあり、ちょうど地下鉄の線路のように身体中を巡っています。
元気の気の流れと消化器系統の流れは一致していますので、お腹がなるのは「気のせい」ということになります。
人間は食べたものでできている…確立されてきた医学理論です。
悪いものを食べたら体は悪くなり、食べ過ぎたら体は悲鳴をあげます。
ただ、絶対体に悪いものは摂らないでねとか絶対暴飲暴食しないでねというのは面白くない人生です。
鍼灸治療は長い歴史のなかでそんな「悲しき人間の性」と向き合って消化器系統の改善の術を構築してきました。
悲しき性と向き合い、あなたの不調を少しでも取り去るお手伝いができればと日々学術の研鑽に励む毎日です。
お腹がすいたらお腹がなりますが、あなたは恥ずかしいですか?
私はといえば恥ずかしくありません。
何故ならば、お腹がなるのは健康な証拠だからです。お腹がなるのは体が若返るサーチュイン細胞が活発な状態ですから大歓迎なのです。
お腹がならない時は、なんだか寂しい私です。
お腹がなると恥ずかしいので、なりそうだと思ったらお菓子を食べると言う患者さんがいました。その結果、いつもお腹がいっぱいで、空腹状態がなく、どんどん体重は増えていきます。決してその方が食い意地がはっているのではなく、小さい頃から「なる前に何かを食べる」と言う習慣を続けていたなごりらしいのです。
空腹がないということは、胃腸は休みなく働いているということですよね。
一人でもそういう方を無くしたいためにこの話題を取り上げました。
やけ食いも同じような理論です。
イライラした時食べたくなるのは「落ち着く神経の副交感神経」を優位にするためです。やけ食いをして「あー、落ち着いた」と思うのは無理やり副交感神経を高めているだけです。
すると脳は「イライラしたらまたやけ食いをしちゃえば」と言う悪魔の言葉を囁き続けます。
たとえば膝に水がたまってパンパンだとか、肩が凝ってガッチガチ等は気が停滞していると考えます。
停滞を流すのは直接患部に鍼をしたり、関連する筋肉にお灸をします。
また患者さんのご自宅でもできる停滞している気を流すような運動を指導しています。
そのような運動をしたくなるやる気の起きるツボが鍼灸医学にはあります。
「前回、やる気の出るツボにお灸してもらったら一ヶ月位やる気満々でした」と言う報告もいただいています。
良かったですね、気が流れて。
「病は気から」と言う言葉は私はあまり使いません。
なぜならなんでも気のせいと片付けてしまったらどこに気が停滞しているのかがわからなくなるからです。
停滞している所を見つけるのは体を動かす事が理にかなっています。
「水場を綺麗にしましょう、玄関を綺麗にしましょう」だけ言われると「え~そんなの迷信」と引きそうですが、綺麗に掃除するために体を動かして体温を上げて血流を良くすれば、運気が上がるという教えなのだと私は思います。
掃除したくなるやる気の出るツボ気になりませんか?
運気と聞くと何をあなたは想像されますか?
運命を司る気をめぐる占いをイメージされる方も多いのではないでしょうか?
実は中国の古典医学書に「五運六気」と言う言葉があるのです。
「五運六気」を略すと「運気」ですよね。
「今日は運気が向いてきた、今年は運気が上がりそう」等、「運気」は我々日本人の暮らしに定着しています。
五運六気の五運は木火土金水と言う自然界の五つの要素を言います。
木が燃えると火を上げ、燃え尽きると灰になり土に還ります。
そして土の中から金属が採れ、寒い場所では金属の表面に水滴がつきます。
六気は厥陰・少陰・太陰・少陽・陽明・太陽と呼ばれる六つの気象の事です。
自然界の五つの要素と六つの季節に合った暮らしを続けていれば運気が上がるというわけです。
運気論は自然界における長期の観測から生まれた統計学ですので単なる未来予想の「当てもの」ではありません。
この冬はあなたの運気は上がるでしょう…と言われても寒い時期にガンガン冷え冷えのビールを飲みすぎていたら、運気はあがりません。
運気が上がらないなあ~病気が治らないな~と言うときはどこかに「気の停滞」があります。
その停滞を流すのが我々鍼灸師の仕事です。
深く呼吸する事によって生命エネルギーである元気の気が生成され循環します。
東洋医学では肺の役割は呼吸だけではありません。
「五行(木・火・土・金・水)」の「金」に属し、大気中の「清気(せいき)」を吸い込み、体内の「濁気(だくき)」を排出します。
また、全身に津液(体液)を巡らせ、皮膚の調節、外邪からの防御も担います。
同様に腎の役割は血液をろ過して老廃物を排出するだけではありません。
納気作用により、肺が取り込んだ気を保持してくれます。
吸気に関与し、肺と腎の機能が連動して呼吸を行います。
ストレスや疲労などで気の流れが滞ると息苦しさ、イライラ、気力の低下などを引き起こします。
これらの症状を和らげるには深呼吸とツボ押しが有効です。
下腹部にある関元と言うツボに指を当てゆったりとした腹式呼吸(吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる)をするとリラックス効果があり自律神経のバランスが整います。
また鎖骨の外側の端のくぼみから指1本分下にある「中府(ちゅうふ)」と言うツボも効果が期待されます。
私ってイライラしやすいな、あわてん坊だなあと感じた時はぜひ深呼吸を試してみてくださいね。


鍼灸院名
楽陽鍼治療院
せんねん灸セルフケアサポーター
伊藤 英明いとう ひであき
「検査では異常なしと言われたけど仕事・家事にさしつかえるほどだるいつらい」と言う50代のあなたのかけ込み寺的治療院です。
| 鍼灸院名 | 楽陽鍼治療院 (らくようはりちりょういん) |
|---|---|
| 住所 | 〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野二丁目8-11日置ビル |
| アクセス | 市バス「菊井町」および「明道町」徒歩5分 |
| TEL | 052-562-0050 |
| 営業時間 | 月~土/午前9:00~13:00、月のみ/午後15:00~17:00、火~金15:00~19:00 |
| 定休日 | 日曜日、祝日 |
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