こんにちは。はりきゅうそらです。

当院はお一人で病院や治療院へ通えない高齢者の方、障害のある方のお宅へ訪問し施術をしています。

数年間週１回のお灸を欠かさず続けている方がいます。はじめは、腰が痛いと訴えがあったのですが、最近は腰痛も緩和されてきた様子で「お灸しておくと調子がいいのよ」とお話ししてくださいます。

この方が毎週欠かさず続けている理由は、おしゃべりとお灸だそうです。「人と話しないとあたまがおかしくなりそうだわ」とおっしゃるほどお話好きな方なので、訪問時間の間はずっとおしゃべりしています笑

そして、もうひとつの理由がお灸です。おしゃべり好きなかたですが、お灸をしている間だけは静かになります。

足に数か所お灸をすえるのですが、ご本人いわく、「足から腰へ行って頭の方までスーッと気持ちがよいのよ」と気持ちよさをじっくり感じていらっしゃいます。

すべての人が同じツボで同様の反応があるわけではありません。でも、今回紹介した方のように、お灸による温かさだけでなくお灸の刺激や香りによる気持ちよさ・心地よさが好きな方は多いです。

じんわり広がるお灸の心地よさを静かに感じていると、心も体もリセットできますよ。

こんにちは。はりきゅうそらです。

当院はお一人で病院や治療院へ通えない高齢者の方、障害のある方のお宅へ訪問し施術をしています。

訪問先では、患者様とご家族一緒にお灸をする機会があります。介護で疲れがあるご家族にとっても癒しの時間になっているそうです。肩こりや腰痛など身体的な症状だけでなく、寝不足や精神的な疲れにもお灸はほっとする時間を届けてくれます。

自分でお灸ができるご家族にはセルフケアとしてせんねん灸をおすすめしています。せんねん灸は扱いやすいのでセルフケアの灸に最適です。

セルフケアには足にあるツボを紹介刷ることが多いです。足三里や三陰交といった足のツボは自分でもケアしやすい場所で、継続している方から「そういえば今年のふ冬は風邪ひいていないな」と感じられるとお話もいただきます。

お灸で温まるというと外からの温かさをイメージされる方が多いですが、実際にやってみると体の中から通っていく温かさを感じます。

本格的な寒さの前にお灸で体調を整えておくことをおすすめします。

こんにちは。はりきゅうそらです。

当院はお一人で病院や治療院へ通えない高齢者の方、障害のある方のお宅へ訪問し施術をしています。

ご高齢の方で要介護の認定を受けられている方は忙しいです。毎月大きな病院へ行って、週に2回のデイサービス、空いた日には近所の整形外科と眼科と耳鼻科に通い、さらに空いた時間には訪問看護や私たち訪問鍼灸マッサージがやってきます。

休む暇がないというのは言い過ぎかもしれませんが、病気を治すため、体調をよくするため、ご本人も家族も駆け回っているのが現状です。

必要なことなので仕方のないことでもありますが、忙しいと体もストレスが溜まります。なので、少しでも体の休めて緊張をゆるめてほしいという思いもあります。

そんなときにお灸をすると、みなさん温かくて気持ち良いねえとおっしゃいます。肩からコリやだるさが抜けていく感じです。

医療保険の対象である鍼灸はもちろん治療目的で行うのですが、温かくて気持ち良いねえというお灸独特の良さは、在宅で忙しい患者さん、ご家族のほっと一息つける大切な時間だなと思っています。

こんにちは。はりきゅうそらです。

当院はお一人で病院や治療院へ通えない高齢者の方、障害のある方のお宅へ訪問し施術をしています。

梅雨に入り患者様から足のむくみが気になるという話をよく聞くようになりました。

ご高齢の方には持病が原因で足がむくんでいるの方もいらっしゃるので一概に言えることではありませんが、医師から運動不足を言われる方もいます。

そういった方には、足へお灸をしてから一緒に足の体操をしています。

お灸をすると足先の血流がよくなります。

そこで足のグーパー体操を行うといつもより脚が動かしやすく筋力もついてさらに血流が改善されるので結果的にむくみの改善にもつながっていきます。

一人で運動を続けることは大変なことですし、結果がみえにくいため気力がもたないのですが、お灸でからだがほっとした後に一緒に運動すると楽しく続けることができます。

むくみ対策はいろいろありますが、一人で続けるには根気がいります。

たまには友人や家族でお灸しながらむくみケアして楽しく梅雨時期を過ごしてみてはいかがでしょうか。

こんにちは。はりきゅうそらです。

当院はお一人で病院や治療院へ通えない高齢者の方、障害のある方のお宅へ訪問し施術をしています。

毎年この時期は、患者さんだけでなく、ご家族へお灸することが増えます。

理由は、花粉が飛び始めるから。

花粉対策に服薬している方がほとんどですが、どうにも鼻がすっきりしないというご家族にはお灸をさせてもらいます。

その場で鼻がとおるようになるねと喜ばれる方もいますし、温かくて気持ち良いから続けてみようという方もいます。

患者さんとご家族が同じ部屋で一緒にお灸やマッサージを受けていると穏やかな雰囲気になり、笑顔になります。

私たちの仕事は、つらい症状を緩和してからだの調子を整えていくことではあるのですが、

穏やかな雰囲気の中で、家族が一緒に過ごせる時間ほど最良の治療はないのではないかと感じることがあります。

介護する側も介護を受ける側も心身ともに疲弊しピリピリしていることもありますので、

ホッと一息つけるお灸の時間は、在宅生活を続けるためのコツでもあるのです。