蒼天之氣、清浄則志意治、順之則陽氣固、雖有賊邪、弗能害也、此因時之序。

ｿｳﾃﾝﾉｷ､ ｾｲｼﾞｮｳﾅﾚﾊﾞｽﾅﾜﾁｼｲｵｻﾏﾙ､ ｺﾚﾆｼﾀｶﾞｳﾄｷﾊｽﾅﾜﾁﾖｳｷｶﾀｼ､ ｿﾞｸｼﾞｬｱﾘﾄｲｴﾄﾞﾓ､ｶﾞｲｽﾙｱﾀﾜｽﾞﾅﾘ､ ｺﾚﾄｷﾉｼﾞｮﾆﾖﾙ｡

故聖人傳精神、服天氣、而通神明。失之則内閉九竅、外壅肌肉、衛氣散解。此謂自傷、氣之削也。

ﾕｴﾆｾｲｼﾞﾝｾｲｼﾝｦﾂﾀｴ､ﾃﾝｷﾆﾌｸｼﾃ､ｼﾝﾒｲﾆﾂｳｽﾞ｡ｺﾚﾆﾀｶﾞｴﾊﾞｽﾅﾜﾁｷｭｳｷｮｳｦﾄｼｷﾁﾞ､ｿﾄｷﾆｸｦﾌｻﾞｷﾞ､ｴｷｻﾝｶｲｽ｡ｺﾚﾐﾂﾞｶﾗｷｦﾔﾌﾞﾙﾉｻｸﾄｲｳﾅﾘ｡

＜訳＞志意：全身満ち溢れる(充満)

　　　固し：守ってくれる

　　　此因時之序：四時のこと。四季の変化。寒暖,温冷等。

　　　傳精神：考えを伝える

　　　服天氣：天気に寄り添う、連れ添う、遵う

　　　而通神明：自律神経のこと

　　　氣之削也：自分からキズ(けずる)をつけること

つまり、四時にしたがって生活をしなさいとここでは述べている。

　　　　　　　　　　　　　　　　＜生氣通天論篇第三より＞

自宅で開業(2009)以来、年末年始は雪山で過ごしている。ここで、スキーインストラクターとして業務にあたっている。

当初は種目にはこだわらずに運動選手の帯同をしながら「はり鍼」「きゅう灸」の施術による身心のケアとパフォーマンスへのアプローチを考えてのことだった。

そして、冬場の業務が冷え冷えとしていた頃に出会いがあった。「これだ!!」と思い始めたのが年末年始や連休や春休みの短期間の隙間時間の使い道の一つとして極みきれなかったスキーへの郷愁だった。

かれこれ10数年(2010-11start)

ジュニアレッスンを中心に歩みを積み重ねてきた。

そこで得た、指導構成を紹介して新年のご挨拶にかえさせていただきます。

1.スキー用具に慣れる

2.スキー操作に慣れる

3.スキー動作をする

4.スキー板上で運動する

5.運動の自動化

※まだまだ発展途上。見られて恥じないよう精進します。

〖原文〗黄帝曰. 夫自通天者. 生之本. 本於陰陽.   天地之間. 六合之内. 其氣九州. 九竅. 五臓. 十二節. 皆通乎天氣. 其生五. 其氣三. 數犯此者. 則邪氣傷人. 此壽命之本也.

〖和訓〗黄帝曰く、夫れ古より天に通ずる者は、生の本をもって、陰陽にもとずく。天地の間、六合のうち、其の気は九州、九竅、五臓、十二節、皆天氣に通ず。其の生は五、其の氣は三なり。しばしば此れを犯す者は則ち邪氣が人を傷つける。此れ寿命の本なり。

「六合」：直方体をもって、上下で天地、その四方をもって成立。

「九州」：すべての地域。

「九竅」：もろもろの竅(あな)。

「十二節」：12経絡を指す。

「生五」：色体表を指す。相性関係。

「氣三」：天人地。三焦。三陰三陽。

「九」：無限大の意。限りない。一桁の数のうち最大の陽である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜生氣通天論篇第三＞より

【未病を治す】

「わが当院の治療方針はここにあり」

まだまだ修行の身、学ぶべきことが多々ありマンス

≪訳文≫

聖人は已病を治さずに未病を治す

疾病が重篤になった状態で薬を与えたり、世の中が乱れてからこれを治めることは

喉が渇いてから井戸を掘るとか、戦闘の真っ只中に武器を鋳造するなどと同じことであり、それでは遅すぎると説いている

※補足　真人ー至人ー聖人ー賢人という４つの段階がある

（四氣調神大論篇第二より）

四氣調神大論篇<その1>   再出

春三月此れ発陳(古いモノを出すこと)という

どんどん運動をしよう。髪をバッサッとふりほどき、着衣はゆるめ、ゆっくりとのんびりと過ごしましょう。

夏三月此れ蕃秀という

「愛する所、外に在るがごとくす」外に出ることを厭わない。

秋三月此れ容平という

「容」は①「美容」:『美しくしろ、体型を整えろ』②「姿容」:顔貌や姿勢という意味で『スタイルを良くして装いなさい』と解釈する。つまり、「氣」「血」を内に入れなさい。

「秋刑を緩くす」北風が吹き、寒さがあるから厳しい季節〜葉っぱを枯らしてしまうから。

冬三月此れ閉蔵という

「私意あるがごとく」本当のことを言うと角が立つので思ったことは言うな。争うな。

今日はここまで(^з^)-☆see you ・・・