心理学の世界で最も権威ある「アメリカ心理学会」が教える、確実にストレスを解消する科学的な8つの方法、

今回はその⑦「マッサージを受ける」です。

来ましたね。

これはマッサージだけでなく、鍼灸も入れて良いかと思います。

皮膚と脳・神経は、受精卵から細胞分裂の過程で同じ外胚葉由来となっています。

このため、皮膚への刺激はダイレクトに脳に影響します。

大成堂が刺さない鍼を使うようになった大きな理由の一つがここにあります。

刺さない鍼なんて効くの？と言う方もいるのですが・・・

皮膚に入った刺激が神経を伝わって脳に届くと、そこからいろいろな脳の中の神経ネットワーク(シナプス)を介して、今度は脳から全身に指令が伝わります。

痛みを抑える指令、自律神経を調整する指令、ホルモンの指令。

いろいろな指令が出るので、ストレス軽減にも関係して来るわけです。

もちろん「お灸」もです！

大成堂院長の藤田です。

「アメリカ心理学会」が教えるストレスを解消する科学的な8つの方法。

その⑥は家族や友達と過ごす

ですが、、、仲が良くないと逆効果ですね。

家族や友達との関係の良好さは、ストレス軽減だけでなく幸福度にも影響してきます。

友人や家族と仲が良いと自尊心と安心感が高くなり、ストレスレベルがガツンと下がるとの報告があります。

人の三大欲求の中に集団欲があります(三大欲求に入れない説もありますが)。

孤独であることは、非常にストレスレベルが高まるのです。

特に男！

よく奥さんが先に亡くなると、後を追うように・・・と言われますね。

逆はないようですが・・・

男は女より弱いんですね。。。

大成堂院長の藤田です。

ここで少し振り返りです。

心理学の世界で最も権威ある「アメリカ心理学会」が教える、確実にストレスを解消する科学的な8つの方法を発表しました。

それは

①エクササイズをする　②瞑想をする　③読書をする　④音楽を聴く　⑤散歩をする　⑥家族や友達と過ごす　⑦マッサージを受ける　⑧祈りをする

①②③まで解説をしてきましたが、全てに取り上げたのが「歩く」ことでした。

⑤の散歩するは、その典型ですね。

④の音楽を聴くと、散歩の組み合わせも良いですね。

③読書をするでは、自分の好きな本ならジャンルは問わないと解説しましたが、音楽に関してはテンポの遅い音楽がストレスを軽減するようです。

テンポの遅い音楽を聞くだけで心拍数と血圧が下がり、実際にストレスホルモンのレベルも下がったという研究結果も出ています。

今回は③読書をするです。

一日30分紙の本を読むと、ストレスが68%も解消されるとのこと。

ジャンルはなんでもよくて、あなたが好きなものでOK。

この時オススメなのが、歩きながらの読書。

一番は公園など、緑の中で30分の歩きながらの読書と、先週お伝えした歩行瞑想をセットですることです。

最強のストレス解消法と言えます。

現代の私たちの環境は、スマホやパソコン、テレビ、雑誌、様々な情報にあふれています。

脳がそれを処理しようとフル回転して、脳疲労を起こしてしまいます。

現代社会は、何かイライラが蔓延しているように感じませんか？

上記の原因から脳がいつも高速回転しているからです。

瞑想は、その高速回転している脳をゆっくりと鎮めてくれる働きがあります。

「でも、どうやって瞑想したらいいの？」と思うかもしれません。

オススメは「歩行瞑想」です。

これはブッダの瞑想と呼ばれる「ヴィパッサナー瞑想」の一種です。

「ヴィパッサナー瞑想」は、現代風に「マインドフルネス」と呼ばれて、Google本社が社員のために取り入れているほど、効果は実証されています。

その「歩行瞑想」のやり方ですが、

ゆっくり歩きながら、その足の運びだけに意識を集中します。

床に足の裏がついているのを感じ、だんだん足の裏が離れて行くのを感じ、浮いた足が前に進むのを感じ、また足の裏がだんだん床につくのを感じる。

それを、心の中でそのことだけに集中しながら、ゆっくりと歩くだけです。