カズ インターナショナル 指圧・鍼・灸かず いんたーなしょなる しあつ・はり・きゅう
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せんねん灸セルフケアサポーター小川 一也
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- 京成線 柴又駅 徒歩5分
京成バス 柴又帝釈天 徒歩3分
北総線 新柴又駅 徒歩12分 - 東京都葛飾区柴又7-6-15
・お問い合わせ03-3673-8506
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先日、上野動物園に行ってきました。
平日にもかかわらず多くの人。相変わらずの人気でパンダには行列が。
私が中国について勉強していたころ北京動物園に行った際にはパンダは見放題。しかも沢山いるパンダたちは土で汚れたお尻をこちらに向けてのご挨拶。日本のパンダはお綺麗なこと。
上野動物園、その日は像がグデーンとお昼寝中。爆睡。私それ見て思いました。このところ連日の寒暖差や、一日を通しても最低気温と最高気温の差が大きい日があったりで人間同様、自立神経の乱れがあったのかなあ、と。
自律神経の乱れ。お灸での治療や予防は得意分野の一つです。セルフケアを行うきっかけの上位にも挙げられているようです。実践されている方も多いのでは。
動物にもツボがあるそうで。私の先生も中国では大概の動物の経穴人形(人や動物の形をした人形にツボと経絡が描かれているもの)があると教えて下さいました。日本では鍼灸師の資格を取っても動物には治療ができないことになっています(出来るのは獣医さんだけ)。面白いのは、百会と言うツボが人間では頭頂部に在るのに、犬猫では腰にあるとか。
治療を生業としていると日常風景、こんな風に見えることもあるのです。
「今更突然ですけど、ツボとか経絡って何?簡単に教えて」
いろいろな説明の仕方があると思うのですが、簡単にという条件でいうと。
ツボはカラダの至る所にある「駅」で、経絡はそれを結ぶ「線路」。
駅だからいろいろな人が乗り降りする。時には「邪」がそこから入り込むことがある。カゼの邪つまりフウジャ(風邪)が入って咳がコンコン出たり、経絡を線路よろしく使って移動して、結果胃腸の調子が悪くなったりすることもある。
反対に、ツボにお灸をして経絡頼りに治療効果を求めることもある。
だから、「ツボと経絡」は「駅と線路」みたいなもの。
で、駅だから東京の新宿駅みたいに1日の乗降客数が290万人超なんてのもあれば、反対にほんの数人といった駅もある。ツボもターミナル駅のように複数の経絡が交差するような重要なというか、よく使われるツボとほとんど使われないツボがある。でも、ツボはツボ。
過疎地の無人駅、利用者は1日数人。そんな駅でも近隣の住民にとっては大切な駅。つまり、人によってあるいは目的によって重要なツボは必ずしも新宿駅とは限らないのですよ。
ご自分にとっての大切にすべきツボを探しに、線路(経絡)の旅にでるのもいいのでは?
ある会社で会議が始まります。A部長にB課長。C係長にDさんEさん・・・。会議開始の定刻の少し前にほぼメンバーがそろったなかで、Xさんがまだ来ていません。
C係長が気をきかせて「始めますか?」
A部長「これで全員?」
B課長「Xがまだ来てないですね」
A部長「もう少し待つか」
そこに定刻ぎりぎりになってXさんが。
B課長「揃いましたので会議を始めます」
・・・この時点でXさんは、すでにこの会議で計算通りに少しだけ優位になっている自分を感じているのでした。自分が来たから会議が始まる。
これが、待たせることの優位性です。
さてお灸。
火をつけてツボに貼ったお灸。あなたは、お灸初心者?それともベテラン?
どちらにしても火をつけてから熱感を迎えるまでにはほんの少しの時間が必要ですね。
その熱感までに、あなたはどうしていますか?
待たせることの優位性、デートに置き換えます。約束の場所に先に来た人は待ちます、来ることを期待して。そこへ相手が現れて、満足感が得られます。待たせた人はデートを少し優位にリードできるかもしれません。待っていた人はホットしています。
ツボに貼ったお灸。熱感が来るまでの時間、あなたはどのように待ちますか?
街を歩いていて、美味しそうなパンのにおいがすると、ついつい中を覗いてみたくなりません?焼き立てのパンはいい香りですよね。
ワタシもパンを焼くことがあります。といっても手の込んだものはなかなか。
そのパンの原料の小麦粉。パンをこねている時にふと思ったのですが、小麦粉も畑で取れたときから様々な工程を経てスーパーで売られているのだろうなと。
ネットで調べたら、うどん一杯分の小麦粉は約1㎡の土地からとれる計算とか。はたまた、小麦粉にもランクがあるようで、特等粉はフランスパンに、1等粉はそうめん冷や麦に向いているとか。更に工程を調べると、シフターという粉をふるう機械を通すとか。
まてよまてよ、これってどこかで聞いた話じゃないかい?
そうそう、これってお灸を作るときと同じじゃないかい?
よもぎの葉の裏の綿毛がもぐさの原料。乾燥したよもぎから取れるもぐさはわずか1/200位とか。ふるいにかける機械はとうみと呼ばれます。しかも、ふるいにかける工程で上級のものから下級のものまで出来上がるし、熱感にも差ができる。
そうか、小麦粉とよもぎ、どこか似た工程を経て作られているのですね。
昔の人の知恵、脱帽です。
突然ですけど灸頭鍼、ご存じ?
これは専用の鍼をツボに打ち、その鍼の上の方にお灸を小さなお団子状にまとめたものを載せて火をつけるものです。
つまり鍼治療と灸治療のダブル効果を期待したもの。で、患者さんに説明するとよく聞く言葉が「鍼にお灸の熱が伝わって、痛いの熱いので効きそうですね」と。
ところがここで大事なことは、鍼にお灸の熱が伝わることは期待していないということです。勿論、鍼の頭でお灸が燃えているのですから熱が伝わらないわけがありません。でも灸頭鍼を受けた辺りを観察すると、鍼自体の所よりもその周囲広範囲に赤みがみられるのです。
説明しますと、灸頭鍼の周囲の赤みはお灸が放つ輻射熱による反応。それよりも熱いのではと想像される鍼には伝導熱が働くのですが、思ったほど熱感は伝わらない。なので、灸頭鍼とは輻射熱を利用した治療方法とも言えるのです。
では、セルフケア。灸頭鍼でセルフケアをされる方、まずいない。鍼もお灸も?それは難しい。
でも、これに代わるものでセルフケアができるものがあるのです。それが「棒灸」。直接皮膚にお灸を載せるのではなく輻射熱を利用したお灸です。これが使えるとセルフケアの幅が広がります。
鍼灸院名
カズ インターナショナル 指圧・鍼・灸
せんねん灸セルフケアサポーター
小川 一也おがわ かずや
葛飾柴又帝釈天参道にございます。
観光にいらした方も、お気軽にご利用できるよう心がけており、国内はもとより海外からのお客様がお越しになることもございます。治療方針としましては、インフォームドコンセントを大切にし、丁寧な施術をモットーにしております。
また、健康茶の店舗を併設しております。健康茶・ハーブティー・中国茶を取り揃え、リラックスしたティータイムでより健康になっていただけるようにと思っています。
鍼灸院名 | カズ インターナショナル 指圧・鍼・灸 (かず いんたーなしょなる しあつ・はり・きゅう) |
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住所 | 〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-6-15 Google マップで見る |
アクセス | 京成線 柴又駅 徒歩5分 京成バス 柴又帝釈天 徒歩3分 北総線 新柴又駅 徒歩12分 |
TEL | 03-3673-8506 |
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