カズ インターナショナル 指圧・鍼・灸かず いんたーなしょなる しあつ・はり・きゅう
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							せんねん灸セルフケアサポーター小川 一也
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- 京成線 柴又駅 徒歩5分
京成バス 柴又帝釈天 徒歩3分
北総線 新柴又駅 徒歩12分 - 東京都葛飾区柴又7-6-15
 
・お問い合わせ03-3673-8506
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ある鍼灸専門学校の先生が、入学希望者何人かを前にしておっしゃいました。
「鍼もお灸も三日もすれば出来るようになります。でも、三年という時間をください」
この言葉は不思議と印象に残っています。
三日もすれば鍼もお灸も出来るようになる。確かにその気があれば可能です。では、三年という時間は何でしょう。
鍼灸師になるには国家試験をパスしなければなりません。
どんな問題が出るのかと言いますと・・・例えば
透熱灸による反応で最も早期に起こるのはどれか。
1.ポリモーダル受容器の興奮
2.白血球の浸潤
3.温熱感覚の認知
4.施灸局所の血管拡張
答えは1.
次の症例で最も考えられる頭痛はどれか。
「43歳の女性。月に15回以上の頭痛を自覚。ズキズキしたり、締め付けられたりする痛みがある。特に起床時に強く自覚。ここ1年は鎮痛薬を頻繁に服用している。頭部MRI検査では異常はない。」
1.群発頭痛
2.片頭痛
3.緊張型頭痛
4.薬物使用過多による頭痛
答えは4.
三年間は解剖生理学の他に東西臨床医学やリハビリテーション医学などを学び実技もみっちり身に着ける時間です。
こんな問題勉強してたんだと、一度問題を検索して解いていただけるといいかなと。
これを書いているのは7月末、暑い最中です。
チョット外出などサンダル履きでとなります。そうしますと、おっちょこちょいなワタシは歩道の段差で足の小指をぶつけたりして、痛い思いをすることがあったりします。
そんな経験、しません?室内でも柱や壁に足の小指をぶつけて痛い思い、経験ありますよね。
ある時、そんな話をしていたら、そもそも足の小指はもうそれほど働いていないらしいと教えてくれる方がいまして。なんでも、歩行時に足の小指に体重がかかることはあまりないので、そんなぶつけてばかりのものは将来退化してなくなるというのです。
あらま、です。
鍼灸師としては、真っ先に、足の小指といえば「至陰」というツボ。
場所は足小指の爪の外側。経絡では足の太陽膀胱経。
お灸では逆子治療で有名なツボ。他にも、頻尿、冷え性改善、血流促進、自律神経バランス整え等々。
ほとんど現代人の生活では使われていないから、これからの将来で退化・消滅する可能性のある部位だとの意見。だとすると「至陰」というツボも無くなってしまう?
んー、ここはささやかな抵抗をしてみるか。「至陰」にお灸をして、まだまだ足の小指は必要だよと。
それにしても、ぶつけると痛い!
先日、上野動物園に行ってきました。
平日にもかかわらず多くの人。相変わらずの人気でパンダには行列が。
私が中国について勉強していたころ北京動物園に行った際にはパンダは見放題。しかも沢山いるパンダたちは土で汚れたお尻をこちらに向けてのご挨拶。日本のパンダはお綺麗なこと。
上野動物園、その日は像がグデーンとお昼寝中。爆睡。私それ見て思いました。このところ連日の寒暖差や、一日を通しても最低気温と最高気温の差が大きい日があったりで人間同様、自立神経の乱れがあったのかなあ、と。
自律神経の乱れ。お灸での治療や予防は得意分野の一つです。セルフケアを行うきっかけの上位にも挙げられているようです。実践されている方も多いのでは。
動物にもツボがあるそうで。私の先生も中国では大概の動物の経穴人形(人や動物の形をした人形にツボと経絡が描かれているもの)があると教えて下さいました。日本では鍼灸師の資格を取っても動物には治療ができないことになっています(出来るのは獣医さんだけ)。面白いのは、百会と言うツボが人間では頭頂部に在るのに、犬猫では腰にあるとか。
治療を生業としていると日常風景、こんな風に見えることもあるのです。
「今更突然ですけど、ツボとか経絡って何?簡単に教えて」
いろいろな説明の仕方があると思うのですが、簡単にという条件でいうと。
ツボはカラダの至る所にある「駅」で、経絡はそれを結ぶ「線路」。
駅だからいろいろな人が乗り降りする。時には「邪」がそこから入り込むことがある。カゼの邪つまりフウジャ(風邪)が入って咳がコンコン出たり、経絡を線路よろしく使って移動して、結果胃腸の調子が悪くなったりすることもある。
反対に、ツボにお灸をして経絡頼りに治療効果を求めることもある。
だから、「ツボと経絡」は「駅と線路」みたいなもの。
で、駅だから東京の新宿駅みたいに1日の乗降客数が290万人超なんてのもあれば、反対にほんの数人といった駅もある。ツボもターミナル駅のように複数の経絡が交差するような重要なというか、よく使われるツボとほとんど使われないツボがある。でも、ツボはツボ。
過疎地の無人駅、利用者は1日数人。そんな駅でも近隣の住民にとっては大切な駅。つまり、人によってあるいは目的によって重要なツボは必ずしも新宿駅とは限らないのですよ。
ご自分にとっての大切にすべきツボを探しに、線路(経絡)の旅にでるのもいいのでは?
ある会社で会議が始まります。A部長にB課長。C係長にDさんEさん・・・。会議開始の定刻の少し前にほぼメンバーがそろったなかで、Xさんがまだ来ていません。
C係長が気をきかせて「始めますか?」
A部長「これで全員?」
B課長「Xがまだ来てないですね」
A部長「もう少し待つか」
そこに定刻ぎりぎりになってXさんが。
B課長「揃いましたので会議を始めます」
・・・この時点でXさんは、すでにこの会議で計算通りに少しだけ優位になっている自分を感じているのでした。自分が来たから会議が始まる。
これが、待たせることの優位性です。
さてお灸。
火をつけてツボに貼ったお灸。あなたは、お灸初心者?それともベテラン?
どちらにしても火をつけてから熱感を迎えるまでにはほんの少しの時間が必要ですね。
その熱感までに、あなたはどうしていますか?
待たせることの優位性、デートに置き換えます。約束の場所に先に来た人は待ちます、来ることを期待して。そこへ相手が現れて、満足感が得られます。待たせた人はデートを少し優位にリードできるかもしれません。待っていた人はホットしています。
ツボに貼ったお灸。熱感が来るまでの時間、あなたはどのように待ちますか?


鍼灸院名
カズ インターナショナル 指圧・鍼・灸
							せんねん灸セルフケアサポーター
小川 一也おがわ かずや
葛飾柴又帝釈天参道にございます。
観光にいらした方も、お気軽にご利用できるよう心がけており、国内はもとより海外からのお客様がお越しになることもございます。治療方針としましては、インフォームドコンセントを大切にし、丁寧な施術をモットーにしております。
また、健康茶の店舗を併設しております。健康茶・ハーブティー・中国茶を取り揃え、リラックスしたティータイムでより健康になっていただけるようにと思っています。
| 鍼灸院名 | カズ インターナショナル 指圧・鍼・灸 (かず いんたーなしょなる しあつ・はり・きゅう)  | 
							
|---|---|
| 住所 | 〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-6-15 Google マップで見る | 
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