開業したころ(30年前)のお灸のイメージを聞くと

熱いですか？

熱いのを我慢するのですか？

火傷するのでは？

と言った事をよく聞かれました。

ところが、今は

お灸って何ですか？

お灸は知らないです。

と言われることも珍しくありません。

実際にやってみると

気持ちいい、良かったと良いイメージを持っていただけます。

体験する機会がないと、お灸のイメージすら無くなると危惧しています。

産婦人科医院にてスタッフに対するお灸教室を行いました。

助産師さんや受付事務の方にも参加していただいて

妊婦さんに対するお灸施術を体験してもらいました。

わいわいがやがやと楽しい時間でした。

心身の不調の場合、

背骨の間の押えて痛いところにお灸をします。

台座灸が熱くなければ、連続で2～3個します。

最近では、

転換性障害、汎発性脱毛症、等で効果を実感してます。

もぐさで直接お灸をする時は、線香を使い火をつけます。

線香作りは、椨(タブ)の木の樹皮の粉末に植物の香料を加えて

水で練り棒状に伸ばして乾燥させます。

以前、せんねん灸さんで「もぐさ作り」を体験させていただきました。

今回は、市の講座で「線香作り」を体験してました。

もぐさと線香を作ることで、ますますお灸が面白くなりました。

カナダのバンクーバーに住む鍼灸師

水谷潤治先生

北米、カナダで日本流の鍼灸を実践し、その普及のために

北米東洋医学誌(NAJOM)を発刊されています。

ホームページもありますので,一度検索をお勧めします。