逆子などで日本人以外にお灸をすることがあります。

日本人ならもぐさの説明でヨモギ団子などの例をあげますが

海外の方には説明に悩みます。

最近では、日本人でもお灸を知らない方が多いです。

しかし、お灸を知らない方は怖いイメージもなくスムーズに治療が進む場合が多いです。

私は自宅治療院と産科医院で逆子治療をしています。

30年で8321名(6月28日現在)　の治療をおこなっていると

逆子治療の注意点がいくつも分かります。

例えば産科医院での治療では矯正率は96.5%

私の治療院では61%

同じ治療方法で矯正率に大きな差が生じています。

この違いの一番の理由は、

産科医院では逆子の確認後すぐに治療を開始するのに対して

治療院に来院する逆子患者さんは逆子になってから１か月以上経過してから治療を始めていることが上げられます。

32週以降は逆子は治りにくいと言われますが、32週以降でも逆子になって1週間以内に治療を始めればとてもよく治ります。

しかし逆子になって4週以上そのまま治らず32週を超えた時点で治療を始めた逆子治療はとても難しくなります。

小中学生にみられる

朝起きれない、めまいがするなど

起立性調節障害に対して

督脈上のお灸が功を奏しました

督脈上の圧痛点にお灸をお試しください

妊婦さんにはお灸がとても役立ちます

●お腹の張り

●逆子

●骨盤周りの痛み(お尻、股関節、恥骨)

●便秘

●明け方足がつる

などの症状は改善されます

一方で危険な症状があります

●急な下腹部痛

●お腹が板のように硬い

●胎動が感じられない

●いつもと違う、何かおかしいと感じる

これらの症状があれば直ぐに産科医院へ

お灸は、火傷しませんか？

熱くないですか？

よく聞かれます。

台座灸は、熱くなったら取ってください。

熱くなったら終わりの合図です。

熱いのを我慢する必要はありません。

熱く感じた時点で取れば、火傷はしません。

また、正しいツボを選ぶと熱く感じないことがあります。

熱く感じないツボが良く効くツボです。

お灸は、火傷をしない方法で熱く感じないツボにします。