さかざき鍼灸室さかざきしんきゅうしつ
-
せんねん灸セルフケアサポーター八木沢 絵美子
-
- JR小岩駅、都営新宿線 瑞江駅から
京成バス小73系で東小岩一丁目にて下車。
徒歩2分。 - 東京都江戸川区東小岩1-18-7さかざき鍼灸室
- カテゴリー シニア/肩こり/冷え
・お問い合わせ03-6682-1638
- JR小岩駅、都営新宿線 瑞江駅から
・お問い合わせ03-6682-1638


先日、合谷はどこに?という記事を書いたばかりですが、今度は労宮というツボです。
私は文房具好きで、よく文房具屋で物色しているのですが、なんと、ツボ付箋なるものを見つけたました。手の形の付箋に、誰でも知っているような有名な手のツボが書いてある付箋なのですが、労宮の位地を見て、え!っとなりました。
労宮は掌の中央と習い、マイナーチャクラと同じだな、インド医学と重なるなとか思っていました。ところが、鍼灸師になってしばらくして、「薬指を曲げて、薬指の指先が当たるところ」という取り方を読んだのです。こんな有名なツボなのに、変わるんだなと思っていたのですが、その付箋には、人差し指の根元あたりに労宮が書いてあったのです。調べてみると、「人差し指と中指の中手骨間」、別説で「中指と薬指の中手骨間」、という取り方がありました。因みにせんねん灸のWebは、「中指を曲げて指先が当たる所」です。
多分、どのツボも、それなりに効くのかな(笑)
でも、リフレクソロジーだったら、胃なのか、肝臓なのか、太陽神経叢なのか、変わってしまうのでは?と思ってしまいました。。
中国4000年の知恵は、いったい何処に向かうのか。。
数年間通ってくださっているかたが、五十肩になりました。
ずっと腰痛だったのですが、泣きっ面に蜂です。
腕が上がらず、お尻のポケットに財布を入れることができない状態でした。
痛みは鎖骨の下の一番肩側なのですが、MRIでは後ろ側の脇の下と腕の境目あたりが動かなくなっていることがわかりました。
せんねん灸の「おQ気分りんご」で
腕と肩の骨の境目に沿って、囲むように3つ、前、後、上にお灸しました。
肩の関節の中まで、深く入っていく感覚があったそうです。
お灸の後そのかたが、お財布をお尻のポケットに入れられたのが、とてもうれしかったです。
せんねん灸、おそるべしですね。
ツボの位置を決める国際会議があります。
世界保健機構の経穴部位標準委員会です。
中国・韓国・日本の先生方が集まって、ツボの位置を決める会議です。
それで、ちょこちょこツボの位置が変わるので、鍼灸学校の教科書も、去年の本は使えませんっていうことがおこります。
中国4000年の知恵なんじゃないんですか!!
って思いました。
そして今回は、合谷というツボの話です。
合谷といえば、足三里の次くらいに有名なツボですね(笑)
ところが、さかざき鍼灸室にいらっしゃる方々が、セルフ灸で、
「合谷にお灸しても、鍼灸室みたいに入って来ない。効いてない感じがする。」
と口々におっしゃいました。
私は「人差し指の中節骨の中点」と習ったのでそれを説明すると、
「本当だ、押しただけでキーンと来る。ネットで見たのとちがう。」
というようなことを皆様おっしゃいました。
実際ネットには、「第一中節骨と第二中節骨が合わさるところ」のような紹介がほとんどでした。
また、いつの間にか変更されていたのね。。
まさかの合谷が。。
ですが、皆様の反応からすると、「第二中節骨の中点」の方が効く感じな気がします。。
今さらながら、本当の合谷はどこにあるのでしょうか。
2011年、私は尿管結石の激痛で入院しました。鍼灸学校への入学が決まって、それから間もなくでした。図書館で、東洋医学の概要を図説した本を借りて、「腎の精」って何だ!!とかいう感じで、見知らぬ東洋医学用語に翻弄されているときでした。入院中も痛みが散れてからは、内容を覚えようとして何度も読み返していました。それがきっかけで、同室のかたがたと話がはずみ、仲良くなりました。東洋医学は、私の入院生活を楽しくしてくれはしたのですが、結局このときは、点滴と内服薬で寛解しました。東洋医学は、文字情報だけで終わりました。
そして、月日は流れ、2025年を迎えようとしている今日この頃、なんと尿管結石の激痛に再度みまわれました。考えてみれば、前回も冬至を過ぎた頃。本で覚えた通り、腎は冬に悪くなるわけですね。。ですが、今回は内服薬だけでなく、せんねん灸でだいぶ楽になっています。
太溪とおなかの石が止まって圧痛のあるところ上中下といった感じで毎日お灸しています。おなかのお灸をすると、内臓がぐるぐる動きます。動いた後、おなかがへこんだり、痛みが取れたりします。本当にせんねん灸、おそるべし!!
我が、さかざき鍼灸室では、直接肌に火が当たらないお灸と、刺さない鍼を中心に行っています。
お灸はせんねん灸の、「おQ気分りんご」をボディに、手には「はじめてのお灸MOXA」を使っています。せんねん灸のラインナップの中では、弱いお灸に分類されますが、充分に効果もあって、香りも評判です。お灸でホッとして、ウトウトされるかたも多いです。
そして鍼は、アサヒ医療器という会社の銀鍼を中心に使っていました。ところが、その会社が廃業してしまいました。いつでも簡単に買えていた鍼がもう買えないばかりか、使い捨てタイプの銀鍼は簡単に買えない状況になってしまいました。
私は、色々なお灸を試して、せんねん灸のお灸を選んでいます。代わりはありません。。
せんねん灸よ永遠に!!!
と思わず祈ってしまいました。


鍼灸院名
さかざき鍼灸室
せんねん灸セルフケアサポーター
八木沢 絵美子やぎさわ えみこ
鍼灸師になる前からせんねん灸のヘビーユーザー。
せんねん灸で流産をまぬがれ、40代後半で鍼灸師になることを決意。
実家の一角を無理矢理改造して、やっと鍼灸院をオープンしました。
部屋の内装から看板にいたるまで、全て自分でてがけた、手作り鍼灸院です。
| 鍼灸院名 | さかざき鍼灸室 (さかざきしんきゅうしつ) |
|---|---|
| 住所 | 〒133-0052 東京都江戸川区東小岩1-18-7さかざき鍼灸室 Google マップで見る |
| アクセス | JR小岩駅、都営新宿線 瑞江駅から 京成バス小73系で東小岩一丁目にて下車。 徒歩2分。 |
| TEL | 03-6682-1638 |
| ご予約 |
03-6682-1638 フォームで予約 オリジナルサイトで予約 |
| 施術内容 | |
| 料金 | |
| カテゴリー | シニア、肩こり、冷え |
| こだわり | 気持ち良くてうとうとしてしまう施術 |
| メールアドレス | emicos@kvf.biglobe.ne.jp |
| ホームページ | http://sakazakishinkyushitsu.jimdo.com/ |
| ブログ | http://emicoyagisawa.blog.fc2.com/ |