【焙烙（ほうろく）灸】

日本には、土用の丑の日にウナギを食べる風習がりますが、もう一つあります。それは、焙烙灸です。

焙烙灸は、素焼きの土器を頭にのせ、その上にもぐさをのせて行うお灸です。

夏バテ防止、頭痛の予防、中風（脳卒中などの脳血管障害）の予防の目的でよくお寺で、年中行事として行われることが多いです。

焙烙灸の熱感を感じるあたりに百会（百会）というツボがあります。このツボの効能として、自律神経を整えるツボとして鍼灸師でも良く使うツボの一つです。

焙烙灸は、焙烙に熱が伝わるにしたがって頭の頂がじんわりと熱さがしみてくる感じを受けます。

21日のお灸教室では自作のもぐさで焙烙灸を体験していただきました。

https://denmacho-shinkyuuin.com/post-20403/

当院では毎月第３日曜、午前10時から当院にて、お灸教室を開催しています。

次回のお灸教室は８月18日です。参加費は税込み6050円です。３名募集しています。このLINEで「８月のお灸教室希望」と送信してください。定員になりしだい締め切ります。

お灸の簡単な歴史、自家製もぐさ作り体験、せんねん灸の使い方、ツボの取り方、実際にお灸体験をしていただきます。個別に症状をお聞きして、症状に合わせたツボを指導します。