西湘在宅マッサージ和気治療院せいしょうざいたくまっさーじやはらぎちりょういん
-
せんねん灸セルフケアサポーター鈴木 基之
-
- JR.鴨宮駅
- 神奈川県小田原市酒匂1-22-10
- カテゴリー シニア/肩こり/腰痛/ひざ痛/冷え/しびれ/目の疲れ/不眠/むくみ
・お問い合わせ0465-46-0753
- JR.鴨宮駅
・お問い合わせ0465-46-0753
最近、温活という言葉をよく耳にします。調べてみると、体を温めて基礎体温を上げ、低体温による体の不調を改善し、さらに病気になりにくい体を作ることを温活と言い、その方法として食事、運動、衣服や環境の改善、リラクゼーション、温浴、お灸などがあるとのことです。
温活には、
①体に必要なエネルギーの吸収を良くする
②ネルギーの巡りを良くする
③エネルギーを逃がし難くする
いう目的があるようです。
さて、お灸や鍼、マッサージも、温熱などの刺激によって、筋肉にできたコリや緊張を緩め、血管を広げて血流を良くし、それによって、体の不調を改善し、病気になりにくい体質を目指します。つまり、鍼灸マッサージと温活は、その目的や方法で同じだと思います。
温活には鍼灸マッサージと覚えておいて頂けたら嬉しいです。
また、背骨を温める入浴方法もお勧めです。背骨を温める入浴は次のようにします。
ⓐまず2分位湯船につかります。ⓑ湯船から出て座り、湯で温めたタオルを首筋から背骨の周囲に乗せて2分位そのままでいます。そして、ⓐ⇔ⓑを3~4回繰り返します。
湯は少し熱めで。体が芯から温まり、気持ちも落ち着くと思います。
私のお灸の思い出・・・お灸の力にびっくりした水分穴(すいぶんけつ)のこと
免許をとって2~3年目、20年前のこと,デイサービスで働いていました。利用者さんの多くは脳血管障害で、殆どの人の足が浮腫んでいました。そこで、へその上にある水分というツボにお灸をしました。水分は文字通り水はけに関係するツボです。数日後に通ってきた人をみてびっくり、お灸をした人の足がスッキリ、浮腫みが改善していました。当然その後、そのお灸のリクエストがありました。ところが、初めての時のような効果がでることは珍しくなり、リクエストも減っていきました。しばらくして、そのデイサービスを辞め訪問専門で開業しましたが、あのような効果の経験をしたことはありません。あれは何だったのか、再びできるようになるためには何が必要なのか、自分が知らないスイッチがあるのか、もしかしたら、何も考えず、すっと、やることか、そんなことを考えています。
しょうが灸やニンニク灸もおすすめです。
季節は春ですが、まだまだ寒い日があります。そんなとき大根の葉を使った温泉はいかがですか?
インターネットで大根の干葉湯を調べるといろいろ出てきます。また、干葉も売っているようです。しかし、葉がついた大根を手に入れることができれば、ご自分で簡単に干葉湯を味わうことができます。
私が実際やった方法は、大根の葉を数日干してカラカラにし、それをキッチンハサミで2-3センチに切って鍋で煮だしました。
一本分の葉で3-4回分になります。1回分に500ccの水を加え、約30分かけて水の量が半分になるまで煮だします。それをキッチンペーパーなどでこせば出来上がり。入浴時にお風呂のお湯に混ぜるだけです。
体がポカポカ、疲れもとれます。大根の辛味成分イソチオシアネートには硫黄が含まれており(沢庵も大根おろしも臭いますね)、それにより温泉のようになるわけです。
蕪の葉でもやってみましたが、翌日肌がスベスベになりました。蕪にはペクチンというぬめり成分が含まれており、これが保湿効果など肌をスベスベにするようです。
ポカポカには大根の干葉湯、スベスベには蕪の干葉湯とできたら面白いかも知れません。
この次は蓬湯も。
脳の中の地図とその小人ホムンクルスとツボの分布、体を表す漢字について、思いついた事を書いていきます。
脳の大脳皮質の体性感覚野に体の各部の触覚に対応した地図があり、この地図を人物化したのがホムンクルスです。
ホムンクルスは、感覚の鋭さに応じた、巨大な手、大きな顔、唇や舌を持ちます。
このホムンクルスは、だるまに手足がついたような3~4歳の子供が描く絵によく似ています。
さらに、鍼灸に関してツボの分布をみると、ツボは顔、頭、前腕、下腿に多く分布しており、ホムンクルスとの類似性が想像されます。
最も古い漢字、甲骨文字の中で見られる漢字は、目、眉、鼻、歯、左右の手、そして、足(膝から下)です。これを絵にすると3~4歳の子供が描いた絵に似ています。
原始的な人間の自己認識像はこのようなものだったかも知れません。
これらのことから、人間の個々の成長や発達や人類全体の歴史も含め、人類共通の土台と鍼灸の関連を想像せずにはいられません。
皮膚の触覚は心とも密接なつながりがあり、触れる、触れられることで心も育まれていくそうです。人の肌に触れる私たちの仕事の大切さについて、さらに思いを深くしました。
5月になり、緑がまぶしくなりました。5月と言えば端午の節句、菖蒲湯や柏餅を思い浮かべます。
節句について調べてみると、陰陽五行説に由来し日本に定着したそうです。節句は季節の分かれ目で邪気を払う日、子供の無事の成長や人々の健やかな生活を祈り、そして、その行事を通して地域や家族の連帯感を強める意義もあります。節句は年に5回、奇数の月にあります。
このハレの日に食される粥、餅、麺、酒は穀物、主に米から作られます。米は生命力の源、それを加工した餅や酒はさらに生命力が増した神聖なもの。
また、そこに混ぜ込む草、包む葉は鮮やかな色と爽やかな香りを持ち、強い抗菌作用や老化防止、免疫力アップなどの働きがあります。その中でも特に草餅に使われる蓬は西洋でハーブの女王ともよばれています。
私たちがお灸で使う艾は蓬の葉の裏のT字の形をした和毛(にこげ)ですが、この和毛が餅の粘りを強くします。
人の健康を守るお灸の艾と日本の伝統的な食習慣、特にハレの日の食べ物である草餅が、蓬から作られることに不思議な縁を感じます。
5月は1日の気温差と生活の環境変化で疲れが出てきます。冷えは勿論、心身の不調にはぜひお灸を試してください。
鍼灸院名
西湘在宅マッサージ和気治療院
せんねん灸セルフケアサポーター
鈴木 基之すずき もとゆき
現代医学をベースに、患者様にとってより良い治療を目指しています。私達鍼灸マッサージ師は手指で会話をする職人でもあります。あなたの心身のメッセージを聞かせて下さい。
最良の医師は自分自身です。日頃のちょっとした不調は自分で治せます。お灸や、ストレッチなど、セルフケアのお手伝いも私達の大切な仕事です。お気軽に声をかけてください。
鍼灸院名 | 西湘在宅マッサージ和気治療院 (せいしょうざいたくまっさーじやはらぎちりょういん) |
---|---|
住所 | 〒256-0816 神奈川県小田原市酒匂1-22-10 Google マップで見る |
アクセス | JR.鴨宮駅 |
TEL | 0465-46-0753 |
営業時間 | 9時30分より19時 |
定休日 | 月曜日、木曜日、日曜日午後 |
ご予約 |
0465-46-0753 フォームで予約 |
施術内容 | はり、きゅう、マッサージ |
料金 | 2200円より(消費税こみ) |
カテゴリー | シニア、肩こり、腰痛、ひざ痛、冷え、しびれ、目の疲れ、不眠、むくみ |
こだわり | 局所の訴えでと全身の状態から施術の処方を決めます。 |
メールアドレス | motochan5909246765@gmail.com |