安産にお灸！と聞いたことがありませんか？学校でそのように習い、また学生に教えたり、患者さんにも勧めたりしていましたが、本当なのかいまいち自信がありませんでした。

それなら検証してみよう！と私自身が出産するにあたり産休に入った頃から毎晩寝る前にお灸をすることにしました。場所は「三陰交」「太衝」を基本にし、疲れがたまっている時は「太渓」を、便秘の時は「足三里」、今日はちょっと浮腫んでるかな？って時には「陰陵泉」を追加してセルフケアをしてみました(産院さんでは一度も浮腫みを指摘されたことはありませんが…)。

初産では陣痛から平均で12～15時間、経産婦でも6～8時間と言われていますが、結果として初産で陣痛開始から4時間弱で出産することが出来ました。おかげで体力消耗が最小限に留められ、育児にスムーズに移行することができたように思います。三陰交や太衝を据えるときにあぐらをかくような姿勢で行っていたのですが、その姿勢も出産には良かったかもしれません。

これから出産を迎えられる方は一度試してみてはいかがでしょうか？

毎日暑い日が続いており、暦上立秋が来たと思えないですね。

この時期、どうしても冷たいものを取るため、胃腸も冷えてしまい、そこから夏バテを起こしたりします。

そういった時にオススメのツボとして「足三里」があります。

足三里は胃腸の動きを整えて、さらには足の疲れなども取ってくれるこの時期にセルフケアとして利用するのに持ってこいのツボとなります。足三里にお灸を据えて、夏バテをしない体づくりに役立ててくださいね。

＜足三里＞お膝のお皿の骨の外側から指4本分下にのところ