季節の養生

6月21日〜7月6日は二十四節気の『夏至』の時期です。

【夏至の養生】

夏至は一年で最も昼が長く、気温もだんだん高くなる時期。この時期の養生は「暑さ対策」と「湿気対策」がポイント。

どくだみは、夏至の養生にぴったりの薬草です。古くから「十薬（じゅうやく）」と呼ばれ、解毒・利尿・むくみ取りなど、体の余分な熱や湿気を排出する作用があるとされています。

【どくだみ茶のすすめ】

・解毒・利尿でむくみスッキリ

・肌荒れ・吹き出物ケア

・便通にも

＊冷やしすぎず、常温〜ぬるめで飲むのがポイント

【太淵】

太淵（たいえん）は、経絡上のツボで、肺経に属します。夏至のころ、体調を崩しやすいこの時期に太淵を刺激することで、肺の機能を高め、全身の気を整える効果が期待できます。

手のひら側の手首、親指の付け根にあるくぼみで、触ると脈を打っている部位になります。

暖かくなってきましたね！

花粉症のある方にはお辛い時期ですね。

花粉症の原因となる代表的な植物はスギで、飛散時期は2月から4月です。この花粉に反応してアレルギー症状が出る方が多いと思います。

鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目の痒みなど本当に不快ですよね。

お顔にあるツボの中で『迎香』『上迎香(鼻通)』は鼻づまりに効果があると言われています。痛気持ちいいくらいの強さで押してみて下さい。

迎香：小鼻の横のくぼんだ部分

上迎香(鼻通)：迎香のやや上、鼻の付け根

花粉症の症状がやわらぎますように…

お灸をすると免疫増強、また胃腸の働きを整える作用があるとされています。

胃腸を元気にする足三里（あしさんり）

場所：膝のお皿の下から指の幅4本分下がった、すねの骨の外側にあるくぼんだところです。

健康管理のひとつにお灸を取り入れてみませんか？