まだまだ残暑が続く9月、いかがお過ごしでしょうか。

先日、PMS（月経前症候群）でお悩みの方が来院してくださいました。この症状は年齢によって症状が変化していくことや個人差があるとこが特徴です。

「なんとなく気分がのらない･･･、身体が辛いかも」と感じたら、我慢せずにご家族やお近くの鍼灸師に相談したり、お薬に助けてもらってもいいのです。頑張りたい時こそご自分をいたわってください。

普段から冷えの対策は大事です。お手軽なお灸も取り入れてセルフケアをお願いします。おすすめのツボは三陰交、関元。貼るだけ簡単せんねんきゅう太陽が気軽に使いやすいですね。

今年の夏至は6/21です。日本を含む北半球側では1年のうちで最も昼が長い1日となります。「夏に至る」という言葉の通り、本格的な夏が始まり、気温も湿度もグングン上がってきます。

夏バテの回復や心身の疲れをとるにはまずは睡眠が1番。足裏にある『湧泉（ゆうせん）と失眠（しつみん）』がオススメです。湧泉は疲労回復、失眠は睡眠の改善が見込まれます。

健康への一歩は『よく寝、よく食べ、よく笑う』です。まずはしっかり寝て、暑い夏を乗り切りましょう。冷たい飲み物やエアコンに気をつけて。暑くても身体の冷やし過ぎはngです。

患者さんの足裏を拝見しますと、ポツッと皮膚が硬くなっていることがあります。足裏に違和感があると、立ち方や歩き方が変化し、腰痛・膝痛や肩凝りなどに影響がでる場合があります。

灸師が行う「うおのめ」のアプローチ法は透熱灸（とうねつきゅう）といいます。糸状にしたもぐさを直接皮膚に何度も重ねてお灸を据えます。うおのめが徐々に小さくなり薄くなっていくのが一般的な経過です。ちなみに足裏であることと皮膚が固くなっているので熱さは感じにくいです。

当院が行う「うおのめ灸」は約10〜20分程度です。糖尿病の方は手足末端に直接灸は行えません。また顔面もお断りしています。「いぼ」は自己判断せず、医師の診断を受けていただくことが大切です。「いぼ」と思っていたものが違う病気の可能性もあります。

先日お風呂で滑って縁に打ちつけてしまい、青あざ（内出血）ができました。いわゆる打撲です。

鍼灸は打撲にもオススメです。今回はお灸をしてみました。ダメージを受けた組織の機能回復と炎症を抑える作用、止血作用など、打撲や捻挫の内出血や腫れにもお灸は効果的です。

お灸をした翌日から青あざが薄くなり腫れも痛みも軽減しました。今回は煙の出ないお灸（せんねんきゅう奇跡）を使っています。じんわり温かくなり、足の冷えにも効果があるのでこれからの季節にぴったり。

気になる方はお声かけください。

気づくと年末まで50日を切っていました。そしてすっかり寒くなりました。

この時期は『3つの首』を温めることをおススメします。

3つとは？？

首、手首、足首で、いずれも皮膚が薄く太い血管が通っているので全身の血液が効率よく温められ、冷え対策に効果大。ちなみに風邪の原因となる「風邪（ふうじゃ）」は、首の後ろから入ってきます。

あたためついでに腹部のくびれも温めると腸内も活性化され、全身が温まります。

日中、常に温めたい時は火を使わないお灸もいいですよ。特にせんねんきゅう世界は広範囲温められ、寒い日にもってこいです。

あなたの冬を楽しんで！