今年も花粉症の季節がやってきます。

花粉症の薬は、よく効くのですが本来の体の免疫反応を抑えたりし、また飲んだ後だるくなったりと身体への負担もあります。

灸や鍼での花粉症対応施術では、

１）お顔周りのツボへの施灸・刺鍼で、鼻水、鼻づまり、赤目目ヤニ等への対応

２）手足の経絡ツボへの施灸・刺鍼による免疫バランスの調整

を狙って心地のよいレベルでの施術をいたします。　

お薬と違って効き目はソフトですが、継続することによって、ご自身のカラダのちからで徐々に花粉への反応を整えていきます。

当治療院での施術の後は、手足のツボ絵のせんねん灸セルフ灸や頭頂部　百会ツボへのトントン刺激をお勧めしています。

今年もセルフケア頑張って、花粉症シーズンを乗り切りましょう。

10月末にドイツへ行く機会があり、デュッセルドルフで鍼灸の紹介をして来ました。　ドイツでは、日本の鍼灸師資格は通用しません。ドイツに住んでいた際に大変お世話になった方がお友達にお声かけいただき、ホームパーティ風で４名のお灸教室でした。デュッセルドルフは、ドイツの中では比較的温暖ですが、それでも１０月はもう冬の入り口です。寒い冬に備えて、ちょうど秋の土用灸として良いタイミング。

鍼灸の説明をした上、それぞれの気になる主訴をお聞きし、お試し施灸です。「こっちは熱くなりましたが、ここは全然熱くならないですね」「熱く感じないところは、体がお灸の熱を求めているところ、比較的悪いところと思ってください」「二つ目のお灸をしても良いですが三つ目は火傷するから二つまでにしておきましょう」など話をしながらお灸の会を楽しみました。

お灸はせんねんきゅう煙の少ない「キセキ」を持っていきました。ハードタイプですが、お灸を取り除くタイミングもわかりやすいし、何より煙がほどんど出ないのでお部屋が煙たくならないのが使いやすいですね

美容鍼のお客様がお見えになる事が多くなって来ました。

お顔のリフトアップには、お顔の下や頭の後ろと繋がっている肩や頸の凝りをほぐすことも重要です。　まずはうつ伏せの状態で、お灸で幅広く肩や頸の付け根をほぐすと、お顔を下に引張るハリも緩みますし顔面部への血行も良くなり、美容鍼の効果も上がります。(頸の上部や後頭部は鍼で解します)

お顔の美しさは、ストレスの無い笑顔から。

お灸はモグサの香り効果もありますので、鍼やお灸の直接の皮膚刺激効果に加えて、嗅覚からのリラックスもありいい事づくめです。　美容鍼の際はお灸ほぐしをセットで受けられる事をお勧めします。

ラン前のコンディショニングとしてお灸をしてみました。　最近在宅勤務が多く、座りすぎ、活動量低下でランに出るのが億劫になりがちでした。　お灸をする事でラン前の足に血が巡り血流と共にモチベーションも上がってとても気持ちよく走れました。おすすめします

今回は、せんねんきゅうレギュラー灸伊吹を使用

施灸箇所は　大都　太白　大鐘　三陰交　湧泉(左のみ) で　各1荘です。

自分でも写真を見るまで分かりませんでしたが、施灸前はいかにも足先に血が巡ってない皮膚色ですが、施灸後は血行が良くなりピンク色になっています。　お灸の効果を改めて実感した　コンディショニングお灸でした

3月7日かねてより行きたかったせんねんきゅうショールーム銀座のよもぎを楽しむ会に参加してきました。この会は本来私たち灸師向けプログラムではないのですが、快く了解いただき勉強させて頂きました。　　

乾燥よもぎを石臼でひき、粉末にします。石臼というとレトロで重い印象がありますが意外にも軽く、どんどんよもぎの粉末ができてきます。粉末よもぎを集めて、ざるでふるいます。ざるに残った方が粗製もぐさとなります。今回はみそ灸。粗製もぐさを軽く円錐形に成形して、くぼみをつけたみその上に載せ点火です。本日使用のツボは、労宮。ほんのりみその焦げる香ばしい香りが漂って… 気持ち的に疲れがとれ、お腹も空いてきました。　みそ灸の後はよもぎ茶を煮出したお湯を洗面器に張ってくださり、足湯ならぬ手湯。お湯に浸けているのは手だけなのにカラダ全体が温かくなってきました。蓬は古くから止血効果が注目されいて、湿疹やかぶれ、あせもにも良いんですよ〜と先生のよもぎ講義を聞き、程よくからだもあたたまって来たところで手湯を終え、よもぎのハンドクリームを塗って頂きプログラムが終了となりました。自分のお灸教室で、患者様にシェアして参ります！