間もなく12月。いよいよ空気が澄み、朝晩の冷えがぐっと強くなってきましたね。

二十四節気では小雪から大雪へ。冬の気が本格的に深まり、体は内へ内へとエネルギーを蓄える時期です。東洋医学では、この季節は“腎”が弱りやすく、冷え・むくみ・疲れが表に出やすくなります。また、寒さで“脾”の働きも落ちやすく、消化力が弱まりやすいのも特徴です。

そんな冬の養生に役立つのが ボーンブロス。
骨から染み出すミネラルやアミノ酸は、腎を養い、弱りやすい脾の働きをそっと支えてくれます。まずは朝に一杯。お腹がじんわり温まり、気の巡りが少しずつ整っていくのを感じやすくなります。

味噌汁や煮物にひとさじ加えるだけでも十分。体の深部を冷やさない“温養”の食として、冬の土台をゆるやかに整えてくれます。

無理なく温活を続けながら、しなやかに冬を過ごしていきましょう。

二十四節気ではまもなく「処暑（しょしょ）」を迎えます。暦の上では暑さが落ち着く頃とされますが、実際にはまだ蒸し暑さが残り、夏の疲れが出やすい時期です。

この時季は、しっかり休養をとり、体を労わることが大切です。朝夕の涼しい時間に軽く体を動かすと気分も整い、眠りの質も良くなります。食べものでは、梨やぶどう、冬瓜など、水分を補い体をさっぱりさせるものがおすすめ。ただし、冷たい飲みものの摂り過ぎは胃腸を冷やし、だるさの原因になるので控えめにしましょう。

夏の疲れをそのままにしてしまうと、秋口の不調につながります。生活のリズムを整え、身体をやさしくいたわりながら、元気に次の季節を迎えていきましょう。

暦の上では5月5日から「立夏」。春から夏への移行期で、陽気が高まり、自然界は一気に活気づきます。

この時期、私たちの体も“夏仕様”へ切り替えが必要です。
東洋医学では、立夏から「心」の季節。睡眠の乱れや焦燥感、疲れやすさなど、心と体のバランスが崩れやすくなります。

養生ポイント
①朝の軽い運動や深い呼吸で巡りを促す
②冷たい飲食を控え、発酵食品や香味野菜で胃腸を守る
③夜更かしを避け、眠る前はスマホを手放してリラックス

おすすめのツボ：「内関（ないかん）」
手首の内側、シワから指3本分ほど肘寄りにあるツボ。自律神経を整え、動悸や不安感、乗り物酔いなどにも効果的。リラックスタイムに、優しく指で押してみてください。

二十四節気では、一年で一番寒さが厳しく冷えやすい大寒を迎えています。先日まで暖かい日が続いてましたが、また寒さが戻ってきましたね。

なるべく温かいものを口にし、また入浴で芯から体を温めるようにしたり、簡単なスクワットやストレッチでもよいので適度な運動を意識し、元気に春に迎えるための土台を作りたいですね。

10月に入り、日中と夜間の寒暖差を感じるようになりました。 まもなく霜降に入ります。この時期は冷えと乾燥が進むことで、血行不良や免疫力が低下しやすくなります。

適度な運動で血行をよくすると同時に、かぼちゃや生姜など体を温める食材を取り入れて、内側から冷えを防ぎ、体調を整えたいですね！