出張のみしゅっちょうせんもん
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せんねん灸セルフケアサポーター山原 陽子
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- 兵庫県
- カテゴリー シニア/肩こり/腰痛/ひざ痛/冷え/女性専用
こんにちは、やまはらです。先日、お寺で開催されたほうろく灸祈祷に参加してしてきました。読経と太鼓の音を聞きながらのお灸の煙や香り、柔らかい温かさが心地よく、自然と身体が緩みました♪
暑い夏を乗り切るためのお灸は、ほうろく灸以外にも季節の変わり目に行う土用灸や夏の特に暑い時期に行う三伏天灸などがあります。
暑い時期にお灸を行う理由は、冬病夏治という中医学の考え方があります。冬に症状が悪化しがちな呼吸器系の症状や慢性疼痛などは陽気が不足することによって起こるため、陽気が盛んな夏の間に温灸で陽気を補充し冬に症状を悪化させない体づくりをしておくという考えです。
また、今の時期は湿度によって汗が気化できず体内に熱がこもってしまう梅雨型熱中症や冷房と外気の温度変化の繰り返しにより温度調整機能が乱れることで起こる夏バテに陥りがちです。お灸を据えると体内の温度調節を司る自律神経に働きかけますので、崩れたバランスの調整に一役かってくれます。
暑い夏こそお灸を据えてみてはいかがでしょうか?
こんにちは、ヤマハラです。先日、患者さんから土佐文旦をいただきました。文旦は冬から初春にかけて出回る果物でこの時期弱りがちな胃腸の調子を整えてくれる薬膳食材でもあります。お塩を少しつけて食べるとぐーんと甘味が増し美味しく養生させていただきました。
胃腸の調子を整えるツボの代表といえば足三里。胃腸の調子が整えば栄養吸収もしっかり行えるのでまずお勧めしたいツボです。
ところで、なぜ足のツボが胃腸に効くか疑問に思いませんか?足三里は脳に連絡する神経伝達物質が豊富で自律神経を介して内臓に働きかけますし、経絡的にも胃に繋がるツボなのですが、なんとなく腑に落ちない…そんな方に試していただきたいのが腸音をきいてみるワークです。
まず聴診器をおへそ横あたりに置いて腸音を聴き腸の動きの過不足を確認します。5〜10秒に1回の腸音が正常です。次に足三里、合谷に10分程度刺激をかけますと腸の状態により腸音が変化します。鍼刺激の方が変化は確認しやすいのですが、お灸でも効果はあります。
聴覚的に変化を感じるとツボへの理解が深まります。最近は腸音をスマートフォンで確認できる便利なアプリもありますので、お試しください。
来年こそは手帳を使いこなす人になろうと手帳の活用術を研究中のヤマハラです。
11月に神戸市生涯学習支援センターにて開催させていただいたお灸教室の様子を記事にしていただきました。
皆さんとても熱心に受講してくださったのですが、意外だったのは、火を使わないお灸に興味をもたれる方が多かったことです。お灸は昔していた記憶もあり、やりたいとは思うけれど、煙や臭い、火の始末の問題に加えて、握力の低下からライターの火をつけるのにも苦労するから敬遠されていたようです。こうやって対面してお灸教室をすると新たな発見があり私の方も勉強になります。何よりお灸ですごく体調良くなったの!って報告してくださるのがすごく嬉しかったです。
記事の内容は以下のリンクからご覧いただけます。
ビバ!ニュータウン 12月号
https://www.vivanewtown.com/wp-content/uploads/2023/12/20231213100456.pdf
暑すぎて外で運動が出来ないので、最近ストレッチポールを購入したヤマハラです。
東洋医学では暑さで体調を崩すことを暑邪といいます。暑邪に負けないためは体温調節を上手にすることが大切です。
体温調節といえば、汗。暑いと汗が出るのは、汗が体表で蒸発する時に身体を冷やしてくれるからです。
ところが最近は汗を上手くかけない人が多いようです。
ずっと涼しい部屋に居たり冷たい飲み物を飲んでいると、身体が冷えたと判断して汗腺を閉じてしまうためです。そんな身体でいるといざ汗をかこうとしても上手く汗がかけず、身体の中に熱がこもって体調を崩してしまいます。特に歳を重ねると、汗腺の出力が落ちることで汗をかきにくくなったり、汗腺の機能が落ちることでベタベタして蒸発しにくい汗をかくようになってしまいます。
だから、汗腺を衰えさせないよう普段から適度に汗をかく習慣を取り入れて、良い汗で体温調節できる身体づくりを目指したいものです。もちろん無理せず、水分やミネラル補給も忘れずに。
暑邪対策として、お灸もおすすめです。
小指側の手首の付け根にある「陽谷」は身体にこもった熱を外に出してくれるツボです。お試しください♪
最近、鍼灸の超有名人を祀る江島杉山神社を参拝しホクホクのやまはらです。
来月お灸教室を開催予定なのですが(詳細は後日ご案内します)、改めてお灸ってなんでするんだろうと素朴に考えてみました。
お灸の効果の代表といえば、温熱刺激による血流改善だと思うのですが、温熱効果だけとれば入浴とどう違うの?と思いませんか。お風呂で温まる方が手っ取り早く全身の血流をよく出来るような気がします。
一方、お灸は局所を温めるものです。でも、そこがお灸のいいところなのです。
東洋医学はバランス調整をする医学なので、不足を補ったり、滞りを解消する治療をします。
身体の内外に張り巡らされた経絡とよばれるエネルギーの通り道上にあるツボには体表にその経絡の不調をサインで示します。経絡は体内も通るので、内臓の情報も特定のツボに現れます。
サインが出ているツボにお灸を据えることで、そのツボの所属する経絡全体のバランスを整えることができ局所に留まらない治療を狙ってすることができる、そこがお灸の特化してるところではないでしょうか。
セルフケアでどこにお灸したら良いかわからない、そんな時は是非お灸教室に参加してみてくださいね。
鍼灸院名
出張のみ
クリニックにて地域医療に関わる傍ら、木・土・日は出張施術をしております。
当面、新規の患者さまはご紹介のみとさせていただきます。
せんねん灸セルフケアサポーター
山原 陽子やまはら ようこ
お灸は弱ってる身体にじんわり優しく働きかけてくれます。お灸が初めての方にも、「これなら出来そう、やってみよう」のきっかけになれたら嬉しいです。
はり師 きゅう師 登録販売者 温灸マイスター せんねん灸セルフケアサポーター
鍼灸院名 | 出張のみ (しゅっちょうせんもん) |
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住所 | 兵庫県 |
営業時間 | ご要望に応じて対応いたします |
定休日 | 月・火・水・金 |
ご予約 |
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施術内容 | |
料金 | |
カテゴリー | シニア、肩こり、腰痛、ひざ痛、冷え、女性専用 |
メールアドレス | y.proton919@gmail.com |