月日が経つのは早く梅雨の季節が近づいてきました。梅雨は体に水が溜まり易い季節です。お灸をして体内の水の調整がおすすめです。

　まずは身体に水（湿邪）が溜まっていないかチェックしてみましょう。身体の水を見極めるポイントとして舌があります。

・舌がぶよっと膨張し、舌の縁がギザギザと歯の痕がついている

・舌が白っぽく苔がしっかりとついている

　上記のような舌だった方は水が溜まっているかもしれません。また、そうではないけれど身体がしんどい方へも、梅雨の時期にお勧めしたいツボを3つ紹介します。

①湧泉（ゆうせん）

　足の裏、中央より少し上。足裏を丸めた際に、窪むところ。

②陰陵泉　

脛骨の骨際に指を上へ滑らせ、指が止まるところ、脛骨の膨らみ手前陷凹部。

③水分（すいぶん）

　お臍から指一本上。

　他にも水に関係するツボは多くありますが、まずはこれらのツボにお灸をしてみてください。最近は色々な香りのお灸があるんですよ。煙が気になる方は煙や匂いの少ないタイプもありますし、お気に入りの香りのお灸を見つけて、梅雨でも楽しく軽やかに過ごしましょう。

今季最大の寒波がやってきました。

日頃からお灸でメンテナンスをしていても、この寒波には身体が冷えてしまったり、体調不良になっている方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな時に温めたいおすすめのツボをご紹介します。

特に今回のツボはカイロや火を使わないお灸もおすすめです。

①風門（ふうもん）

背中の上部、下を向いた時に首の後ろに大きくでてくる骨の下、骨肩甲骨の間にあります。

文字の通り"風の通り道"と言われているこのツボは、風邪の引き始めや、肩や肩甲骨のコリにも効果的です。

②関元（かんげん）

お臍の下、指4本分のあたりにあります。"丹田のツボ"とも呼ばれ、"気が集まるところ"でもあります。お腹の冷え、生理痛や生理不順にも効果的です。

③命門（めいもん）

腰のツボでちょうどお臍の裏にあります。名前の通り"命が集まる場所"でもあるこのツボは、足腰のだるさやお腹の不調に効果的です。

この３つのツボを使えば、全身が温まり、風邪も吹き飛ばしてくれることと思います。

ぜひお試しください！

暑い夏が終わり、朝晩が寒い季節になりました。

今年の夏は特に暑く感じた方も多いと思います。

夏の暑さは体力を消耗します。

今になって夏の疲れが出ている方もきっといらっしゃると思います。

今日は夏の疲れを取るためのツボを紹介いたします。

①曲池（きょくち）

　掌を上にして肘を曲げできたシワの内側部分。体の火照りを取るのに有効です。

②手三里（てさんり）

　肘を曲げたときにできるシワから、指３本分下。胃腸を整え、夏に消耗した体力の回復を促します。

③神門（しんもん）

　手首のシワの小指の腱の横。自律神経を整え、夏に働いた心臓を整え、質の良い睡眠をもたらします。

ご自身が気持ちが良いと感じる強さで優しく刺激をしてみてください。

何となく季節の変わり目で体調が整わない方、夏の疲れにお困りの方は、是非一度ご相談ください。

　毎日暑い日が続きますね。夏は暑い季節ではありますが、実は冷えやすい季節でもあるんです。冷房が効きすぎてしまったり、冷たい飲み物や食べ物を食べ過ぎてはいませんか？体の冷えを感じたら、是非お灸をお試し下さい。ツボは全身にたくさんありますが、今日はオススメのツボを３つご紹介します。

①中脘（ちゅうかん）

　お腹のツボです。体の冷えや胃腸の働きを高めます。おへそに小指を当てて、親指までの指の幅５本上。みぞおちとおへその中間あたり。

②太渓（たいけい）

　足のツボです。体の血液循環を高めます。冷えや浮腫の改善にもオススメです。内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。

③三陰交（さんいんこう）

　足のツボです。冷え、浮腫、生理痛などにも効果のあるツボです。足の内側、くるぶしから指４本分上。足の骨（脛骨）の後ろの極にあります。

　お灸の種類や利用方法について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。