寒い時期は筋肉が硬く強張るため、ギックリ腰に要注意！

腰は、まさに「体の要」。日常生活のちょっとした動作でも痛みを感じると、本当に困りますよね。疲れが溜まる前に、こまめにケア！腰の筋肉を和らげて、お灸でしっかり温めると、重だるさが解消されますよ。

鍼灸の専門学校時代、たまたま担任になった先生が「お灸を愛する達人」でした。

そんな先生の合言葉が・・・「お灸でハートに火をつけろ！」

・・・熱いですよね！（笑）

私がお灸大好き人間になったのも、少なからず（間違いなく）先生の影響があったのだと確信しております。

その先生が『ここに毎日お灸をすれば長生きするから！』と口を酸っぱくしておっしゃっていたのが、足の親指にあるツボ「大都（だいと）」と内くるぶしの斜め下にある「照海（しょうかい）」です。

私は今も「何としてでも体調をキープしたい！」という時は、毎日両足のこの場所にお灸をしています。

今年は真夏が暑すぎた影響で自律神経のバランスが乱れがちです。免疫力を高めるためにも、セルフケアではこの２つのツボへの施灸をお勧めいたします。

連日の猛暑で早くも「夏疲れ」を感じていませんか？

こんな時こそご自宅でのお灸セルフケアで元気に乗り切っていきましょう！

例えば・・・夜、おやすみ前に足三里と三陰交にお灸をすると・・・重だるさ解消！一日働いた足がスッキリします。

同じ部分に朝お灸をすると・・・気分シャッキリ！やる気アップです！

定期的なお灸は免疫力を上げて、病気になりにくいカラダに導いてくれます。世界にたったひとつの大切なお身体です。どうぞご自愛くださいね。

パソコンをずっと使っていると、どうしても腕が疲れてしまいますよね！そんな時には是非お灸をして頂きたいツボがこちら。

「手三里」です。

場所は、肘を曲げたときに出来るシワから指3本分手首側にさがったところです。押してみるとズーンとイタ気持ちいいはず！

ゴルフやテニスをする方も、ここが疲れていることが多いんですよ！おすすめです。

4月から始まった新年度の慌ただしさが一段落し、気候も良くなってくる5月。　でも、なぜだか気持ちは落ち込み気味・・・。

今年は特に毎日の気温差が大きいため、自律神経のバランスが乱れやすくなっていて心と体に不調をもたらしているのかもしれませんね。

そんなときは「労宮（ろうきゅう）」にお灸をしてみましょう。手のひらの真ん中にあるツボで、軽く手を握ったときに中指が当たる位置にあります。

お灸の熱が少しずつ、じんわりと伝わってくる様子を観察することも、じつは気分転換に一役かっているんですよ。