足三里（あしさんり）

健康長寿のツボ

３月は、新しい事のスタートの季節

疲れやストレスによる胃腸の不調には足三里へのお灸効果的です。

せんねん灸の太陽でお灸してみました！

寒さが厳しくなってきた、この時期。

カラダの冷えや胃腸の弱りで、お悩みの方におすすめなのが「へそ灸」。

へそ灸とは、おへその上にお灸を置き温める、鍼灸治療のひとつです。おへそを温めるだけで、全身がぽかぽか温まる優れものです。

なぜ、おへそを温めるの？

おへそは、ツボのひとつで、「神闕」と呼ばれています。

あかちゃんは産まれる前、おへそでお母さんと繋がっており、そこから栄養や酸素をもらっています。そんな大切な働きをするおへそ（神闕）は、神さまの通り道や、カラダのエネルギーの中心と言われたりします。

おへその下には、皮下脂肪や筋肉がないため、直接腹膜を刺激してしまいます。そのため、神闕はツボですが、押してはいけません。温めてみましょう。

突然、お顔の筋肉が動かなくなる•動きにくくなる病気「顔面神経麻痺」

多くの方が、すっきりと完治せず悩んでおられます。

治療で大切なことは、早く病院に行くことと、リハビリテーションです。

「2023年版顔面神経麻痺診療ガイドライン」に「鍼灸治療が推奨される」と記載されました。

当院の鍼灸師は、顔面神経麻痺リハビリテーション認定試験に合格しています。

病院に受診のうえ、セルフケアやリハビリテーションに鍼灸治療もご検討ください♪

心身一如（しんしんいちにょ）

東洋医学、鍼灸治療の特徴を表すコトバです。

ココロとカラダは一体で分けることはできない

という意味です。

お灸とはりを使って行う鍼灸治療は

ココロとカラダがほっとする、元気になれる治療です。

鍼灸治療は

病に苦しむ患者さまの最後の砦でありたいと思います。

患者さまに書いて頂きました♪

昭和４１年１１月 土庫病院の医師で医学博士の川辺栄一先生が土庫病院の一室を使って、鍼灸治療室を設けました。

自ら進んで患者さまを見舞い、積極的な治療を行われた結果、患者さまから東洋医学に対する大きな信頼と期待を得ることができ、現在の土庫鍼灸治療所を開設されました。

土庫鍼灸治療所開設の１年半後に川辺先生が書かれた診療記録が「鍼・灸のすゝめ」です。

この中で、先生は

西洋医学はめまぐるしい発展をしています。一方で東洋医学も日進月歩に進んでおり、親しまれ、存続している。

その秘密はなにかと、問われています。

西洋医学ではどうにもならない難病でも、東洋医学ではよく効くものもあり、よく効くから理屈ぬきに親しまれているのではないでしょうか。

鍼灸治療は、病に苦しむ患者さまの最後の砦でありたいと思います。