11月は、身体が乾燥してきます。なので、冬に向けて身体を内側から潤していきましょう。また、中医学では、肺と腎が弱ってきます。腎は、生命エネルギーの貯蔵庫です。腎を養う食材を取って行きましょう。

①潤いを与える食材(肺を潤す)：大根、れんこん、白キクラゲ、長芋、百合根、豆腐、はちみつ、くるみ、松の実、など

②腎を養う食材：黒豆、黒ゴマ、ひじき、黒キクラゲ、くるみ、なつめ、クコのみ、栗など

11月にオススメのツボ

・腎兪　位置：命門の少し外側

　　　　効果：冷え、疲れ、むくみ、腰痛、生命力の強化

・太谿　位置：内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ

　　　　効果：全身の冷え、腎の強化、足のむくみ

・合谷　位置：手の甲、親指と人差し指の間のくぼみ

　　　　効果：風邪予防、頭痛、肩こり、免疫バランス調整

今回のポイントは、

深呼吸、軽いストレッチで「肺」を動かし、呼吸を整えましょう、夜は早めに休み、腎を養いましょう。食事は、暖かく潤いのあるものをゆっくりと摂りましょう。もちろん、冷え対策もバッチリと！

暑中お見舞い申し上げます。

夏が始まって間がないのに、すでに30度超えの毎日です。

夏バテは、されてないですか？

なぜ、夏バテは、起こるのでしょう？？

東洋医学から原因を考えますと、

①気の消耗

②冷たいものを取りすぎることで脾胃の弱り

③汗による津液の喪失

④①～③による心の乱れ

です。

では、夏バテを予防するにはどうしたらいいのでしょうか？

①脾胃を補おう。

　三陰交、足三里への施灸。

②気を補う

　気海(おへそから指2本分下)への施灸。

③津液を補う・潤す

　太谿(内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ)へ施灸

④心を静める。

　イライラが気になる方は、菊花茶を煎じてください。

さぁ、これで今年も夏を何とか乗り切りましょう。

皆様、この寒暖差の厳しさにカラダは、ついてきてるでしょうか？

最近、へバーデン結節の方の治療に当たることが増えたので、ご報告です。

継続しての治療が難しい方に自宅での施灸をお伝えしたところ、1週間ほどでかなり腫れがひきました。

施灸部位は、第一関節と第二関節の真ん中です。

灸は、竹生島をおすすめしています。煙に抵抗がある方には、奇跡をおすすめしています。

以上、報告でした。