今年の冬～春に抱えては寒暖差も大きく体調を崩す方も増えています。同時に、インフルエンザやコロナウイルスによる感染症、最近は麻疹も心配ですが、変わらず流行しています。

3月～4月は引っ越しシーズン。今朝も引っ越し会社のトラックを目にしましたが、新し土地へ旅立つ方も多くいらっしゃると思います。慌ただしい毎日では食事・睡眠・体調など後回しにしがちです。

春の養生（食事）では「青菜や芽吹く力のある食材」を食べると良いとされています。春菊やたけのこ、ふきのとうなどの野草、小松菜、菜の花などを積極的に食べるのがオススメです。春の味を満喫しつつ、体のめぐりを整えていきましょう！

新しい土地、新しい生活、新しい友人など・・・活動も活発になり、刺激の多い時期だからこそ「早起き」を意識して太陽をいっぱい浴びるようにしてください。

毎年行っている歯科衛生士科の授業が12月1日に終了しました。

東洋医学の基礎を頑張って聞いてくれた皆さん、どうもありがとうございました。毎年好評なのが「体験」です。ツボの効果や探し方を話してから鍼やお灸の体験をしていきます。

今年は「お灸は自分でできると思わなかった。」や「これから生活に取り入れたい。」などセルフケアの一つとして取り入れたいという学生がおりとても嬉しく思いました。

歯科衛生士となったときに自分自身のセルフケアはもちろんのこと、患者様との会話やアドバイスにも活かして欲しいと思います。

オープンキャンパスの体験授業の中で「伊吹」を体験していただきました。

お灸は初めて！という参加者が多かったこともあり「お灸は熱いのでは？」と思っている方がほとんどでした。しかし毎日の冷房で身体が冷えているせいなのか「熱い」と感じない方もいました。

今回はお灸をする前後での身体の柔軟性の変化を感じてもらいましたが、左右に一つずつ据えたお灸の変化に驚き、そして少しですがお灸の力を知ってもらえたかな、と思っています。

先日子どもと公園で遊んでいるとカマキリの赤ちゃんを発見！七十二候では6月5日～6月9日頃は「蟷螂生（かまきりしょうず）」です。そろそろ螢の明かりも灯る頃だなぁ・・・と季節の移り変わりを感じます。

さて、梅雨も間近となり最近は脚のだるさを感じるようになりました。そして疲れがなかなかとれないことも多くなったので毎日、お灸をすることにしました。

この時期にオススメのツボです。

・陥谷（かんこく）：足の人差し指と中指の股から足首方向へなで、指2本分ほど進んだ骨の凹み。胃腸の調子を整え、水分バランスを整えてくれます。

・水泉（すいせん）：足の内くるぶしとアキレス腱の間をたどり、踵の骨が盛り上がる手前の凹み。腎臓の働きを活発にして、水分代謝を促進します。