先日、月一回開催されている鍼灸の勉強会へ参加してきました

今月は「自分の鍼灸治療を考察してみよう!!」

ということで1時間の中で患者さんの情報収集を行い、主訴と身体の客観的所見を観察し計画を立て施術していくというお題

これを行うと自分の施術の

「クセ」がよく分かってしまうのです

私は解剖生理学的な自律神経と東洋医学の臓腑や経絡を結び付けて行うことが多く、筋肉や骨の変形などの視点から考える癖ができていないことがわかりました

結果、臓腑と経絡の遠隔的なアプローチからでも、主訴症状や客観的な症状が軽減することができましたが

いつもとは異なる見方をした時に

どのような施術プランが立てられるのか...

学びは尽きません

　いつの間にか11月下旬

立冬と小雪があっという間に過ぎ　いよいよ冬本番⛄

みなさん体調は大丈夫ですか？

　私も　空気の乾燥からか喉の痛みを感じる事があり

症状が進行する前に　早め早めのセルフケアをしております

　まずは手の太陰肺経の「少商」という　手の親指の爪の生え際の外側にあるツボ(画像１）にちょっと熱めの灸をします

艾を使った透熱灸もいいですが　

ご家庭では少し熱めの台座灸を使うといいと思います

　ぜひ　風邪予防に毎日のセルフケアとしてご利用ください

先日、看護師の同僚で、妊娠32週の妊婦さんがいるのですが

逆子が一度治ったのに、また昨日の超音波検査でまた逆子になってしまったと話していました。

ということで、昼休みに突如始まった逆子治療！！

とはいえ　手持ちは電子温灸器しかなかったので

本来の透熱灸に近づけた温度　55度を3～5秒間至陰穴に当てていきました。

食後の治療だったため　胎児の頭がちょうど胃を圧迫していて

食べたものが降りて行かずつかえている感じがすると話してました。

右至陰11回　左至陰7回行い　右が冷えてるのか熱の伝わり方があまりにも悪いため、左右差の原因を探ると　以前右坐骨神経痛、仙腸関節痛を患ったことがあるようでした

今は痛みの症状はないみたいですが、同僚自身も気づかないところで、患側の血流の悪さや冷えなどあったのだということが

分かりました

治療が終了すると、仙骨部分が温かくなってきたと話してくれました

そして昼休みが終わる頃には　胃の圧迫が軽減したみたいです

きっと膀胱経の経絡が通り　自律神経が調整され　子宮の平滑筋が緩んだのでしょう

あとは逆子体操と至陰へのセルフ灸の方法を伝え治療は終了

逆子ちゃん治りますように！

　先日、愛媛県今治から広島尾道をつなぐ「しまなみ海道」へ

いってきました

瀬戸内海に浮かぶ島々を結ぶように橋が通っているので

色々な島を車や自転車で巡ることができます

その中でも　海道の真ん中あたりに位置する愛媛県の大三島へいき　‘’伊予柑ネロリのアロマオイルとネロリチンキづくり‘’

を体験してきました

　はじめに　たくさんの花を咲かせている伊予柑畑へいき

　伊予柑のネロリを摘むところからはじまりました

無農薬で育てられた伊予柑の畑には　ネロリの甘い香りが漂い

それに導かれるように　たくさんのミツバチが花粉を集めるために飛んでました

集めた伊予柑ネロリを瓶に入れ　ホホバオイルで浸し2か月間

低温暗所でねかしていき出来上がりだそうです

ネロリは女性ホルモンを整える作用やもあるといわれています

オイル出来上がりのころは　ちょうど梅雨も明けた頃

お灸と共に香りも使ってセルフケアしていきたいと思います

先日お灸教室を開催しました

参加したほとんどの方がお灸は初体験♪

もぐさがヨモギでできている事を知っていただくために

実際に乾燥よもぎを使いすり鉢とすりこぎ棒で

ゴリゴリ擦っていくと

部屋中漂うよもぎのいい香り　

そしてふわふわなもぐさができ隔物灸を体験

灸の優しい温かさとその気持ちよさは

心の緊張もほぐしてくれるようで

なぜか皆さん笑顔になる

弘法大師が「灸は身を焼くものあらず　心に灯をともすものなり」という言葉を思い出しました

その後せんねん灸を使用し

肝が弱りやすいこの時期の養生灸のすえ方を早速実践

気がついたらあっという間の楽しい２時間でした