川内りょうてん鍼灸院かわうちりょうてんしんきゅういん
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せんねん灸セルフケアサポーター川内 さよ
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- 近鉄南大阪線恵我之荘駅より徒歩4分
- 大阪府羽曳野市南恵我之荘1−4−15
- カテゴリー シニア/妊活/ランナー/肩こり/腰痛/ひざ痛/冷え/しびれ/目の疲れ/不眠/むくみ/不妊
・お問い合わせ072-953-4288
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鍼灸治療は即効性があるため、私たちはつい治療に頼ってしまいがちになります。その場限りの効果を求める対症療法のようになってしまうとは、本当の意味での健康管理から外れていくと実感しています。当院では、普段の養生があってこそ鍼灸治療が生かされるとの思いから、この3月より養生法の冊子を改め、患者様お一人お一人にお渡ししております。皆様の健康の一助となりましたら幸いです。
『女性の一生と漢方』という本は産婦人科医の石野信安先生の名著です。安産のために三陰交というツボへの灸を勧めておられます。私も出産の折は安定期以降毎日三陰交に直灸を据えました。お蔭様で高齢ながら安産であったことを思い出します。直灸は火傷を作るため現在患者さんにはお勧めしません。また身体の状態が安定しない方は、万が一のことも考えられるので安産灸もお勧めしません。
しかし妊活として日々お灸をすることはとても有効です。しっかり身体を作った上で安産灸をするなら良い結果が得られることでしょう。身体を調えるのにまずゆっくりと時間をかけてください。焦らずに身体作りをすることが最も重要なのです。辛いかもしれませんが、身体に負担をかけてきた自分自身をじっくりと癒してあげることは丈夫な赤ちゃんを授かるために必要なことです。出産後も授乳や育てる体力が必要なので、健康な身体作りが妊娠出産の準備といえます。また体力作りといって激しい運動をするのも身体に負担をかけている場合もあるので注意が必要です。
普段からバランスの取れた身体でいられるようにすることは結果的に良運をもたらします。鍼灸がそのお役に立てましたら幸いです。
週末は気温が下がると言われています。秋から冬へと向かうこれからの時期、体調を崩さないように予防しましょう。
当院ではご自宅での養生として、下半身を温める灸をお奨めしています。下腹部の「関元」(お臍の下、指4本分下がったところにあるツボ)にお灸をすえてみましょう。熱く感じたら外してください。火を使わないお灸「太陽」を貼ってもいいでしょう(太陽は貼りっぱなしにしないようにしてください)。お灸をしたら翌日は1日休み、翌々日にまたすえます。3回繰り返し数日休みます。
簡単なお灸ですが、冷えからくる腰痛や膝痛などの予防になります。体の冷えが原因で筋や関節がこわばり、かたくなることにより、思いもかけないちょっとした動きによって痛めたり、こけてしまったりすることがあるのです。様々な痛みの疾患やケガなどは突然起こると思うかもしれませんが、そうではありません。温めておくことで身体の動きが潤滑に行いやすくなりケガの予防になります。軽い運動やストレッチも同じく体を温めます。活動しやすいこの季節、日々の運動も怠らずに続けたいですね。
沖縄はもう梅雨明けしたそうですが、本州の梅雨明けは7月中旬から下旬のようです。梅雨がないといわれる北海道でも、今年はじめじめと湿度の高い日が多くなっているそうですね。梅雨は湿気が多い季節。胃腸に負担がかからないように心がけたいところです。脂っこい味、濃い味、甘い味は胃腸の消化の働きに負担がかかるため余分な老廃物をし生みやすくなります。
このような時期、「足三里」に灸をすることで負担は軽くなるでしょう。食中毒なども多くなるこの時期、胃腸を調えるために足三里の灸をしっかりと続けていただきたいです。外部から侵入する邪はまず胃腸にとどまります。食べ過ぎてしまったり、また食べ過ぎていなくても消化管に負担がかかっていたりすると体調を崩してしまいます。このような時に胃腸を調えるツボに灸をすると身体のバランスを崩しにくくなります。
また増加傾向にあるコロナウイルスに対しても、体調を整えて万全を期しておきたいものです。今年の夏はエルニーニョ現象が発生したため暑くなるとのこと、健康管理と無理なく毎日続けられる養生灸でなんとか乗り切りたいものです。
俳句の季語で知られる二日灸は、陰暦の2月2日と8月2日に灸をすえると無病息災になると言わる風習です。この時にすえると効果が倍になるとも言われています。現在の暦では3月の始めと8月の終わりころにあたります。俳句では主に2月2日を言うようです。
かくれ家や猫にもすゑる二日灸 / 小林一茶
日常の様子が詠まれていることから、このお灸はかなり一般的に行われていたことが伺われます。
夏の終わりの二日灸は、夏の暑さによって疲れた身体を癒し、秋から冬に向かう季節に備え身体を調えます。季節が変わる前のこの時期に治療をするのは大変有意義です。この時期の治療が効果が2倍と言われるのはそういった意味合いもあるのでしょう。単なる俗信ではないと思います。
まだまだ暑い日が続きますが暦ではもう立秋を過ぎました。爽やかな秋を元気に迎えられますように、ぜひ身体のお手入れをひお手入れを取り入れてください。
鍼灸院名
川内りょうてん鍼灸院
大阪府羽曳野市にある鍼灸院で、今年で開業21年になります。どこに行っても治らない痛みや症状を持つ方を対象に治療を行ってきました。患者様には日々の養生の大切さもしっかりとお伝えしていきたいと思っております。
せんねん灸セルフケアサポーター
川内 さよかわうち さよ
古典に基づくツボの組み合わせにより、病気を治し健康を保つための治療を行なっています。体質を改善するために日々のセルフケアは重要です。お灸教室では患者様がご自宅でできるセルフケアをわかりやすくお伝えします。
鍼灸院名 | 川内りょうてん鍼灸院 (かわうちりょうてんしんきゅういん) |
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住所 | 〒583-0885 大阪府羽曳野市南恵我之荘1−4−15 Google マップで見る |
アクセス | 近鉄南大阪線恵我之荘駅より徒歩4分 |
TEL | 072-953-4288 |
営業時間 | 平日9:00~17:00 土曜9:00~12:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
ご予約 |
072-953-4288 |
施術内容 | 鍼、灸、遠絡療法、吸い玉、カッサ、ハンドヒーリング |
料金 | 初診料2000円、施術料6000円、訪問鍼灸は健康保険適用 |
カテゴリー |
シニア、妊活、ランナー、肩こり、腰痛、ひざ痛、冷え、しびれ、目の疲れ、不眠、むくみ、不妊 耳つぼを用いた痛みの治療も行っています。 |
こだわり | 中国古典医学の理論を用いた鍼灸治療 |
メールアドレス | ryohten7@gmail.com |
ホームページ | https://ryohten7.wixsite.com/sinkyu |
当たり前のことを言っているように思われるかもしれませんが、意外と多くの方が無資格の治療院、施術者の治療を受けていることがよくあります。事故があった時の損害保険もしっかり出るかどうかも怪しいです。
必ず国家資格保持者かを確かめ、国家資格保持者の施術を受けましょ。
鍼灸治療は本来病気を治すための治療です。
当院ではリラクゼーションや慰安は行なっておりません。
鍼灸は東洋医学の理論を用いて全身を考慮することにより効果を出すことができます。
当院では古代の中国医学の理論に基づき、手足を中心としたツボを組み合わせ、適切な刺激を加える治療を行なっています。