春は日差しも風もやわらかく、ふと花の香りが漂う心地よい季節。

でも東洋医学では「肝」が活発になるこの時期は、「気」の巡りが滞りやすく、イライラや不調が出やすいとされています。
気温や環境の変化が重なる春こそ、心と身体をゆるやかに整えるセルフケアが大切です。


01.「肝」を労わる春の薬膳茶
たとえば、気分の滞りにはバラの花びらと紅茶、陳皮をブレンドした「ローズ薬膳茶」がおすすめ。
香りで気分がほぐれ、巡りがスムーズに。シナモンをひとつまみ加えれば冷え対策にも◎

02.「外の散歩」で肝の気を解放
自然の中をゆっくり歩く散歩も、春の養生にぴったり。
足裏で地面を感じ、深く呼吸をすることで「肝の気」が整い、心も軽くなります。
散歩後は太もも外側をさするようにマッサージすると、消化もスッキリ。


03.「太衝」で気の流れを整える
足の甲のツボ「太衝」を3分間、円を描くように優しく押すのも効果的。
胸のつかえやイライラに、夜のリラックスタイムにぜひ行なってみてください。

春の不調は、新しい季節に体が慣れようとしているサイン。
無理なく、できることから、春のセルフケアを楽しんでみてくださいね。

長い夏が終わり、やっと涼しくなってきました。

先週からサロンでは温かいお茶のご提供を始めました。

お灸の暖かさも心地よくホッとしますが、温かいお茶でホッとする時間も大切です。

当サロンでは、関節の痛みの予防にお灸をおすすめしています。

出てしまった痛みをなくすことはなかなか難しく、鍼灸治療でも時間が必要なことがありますが、痛みの出る前から継続的にお灸をすることで、関節の痛みの予防となります。

たまに痛みが強く出る箇所のある場合、そこへ毎日1回でも、一週間に1回でも良いのでお灸を使ってみてください。

施術でもよく使う

万能のツボ “三陰交”

冷えや生理痛、婦人科系疾患

アレルギー症状などに効果的です。

これからの時期は

冷房で足が冷えやすいので

セルフケア灸で温めたい場所。

腎臓と肝臓を元気にするツボでもあり

デトックスにつながるツボ。

むくみや目の疲れ

腰痛、肩こりにもおすすめの

万能のツボです。