就職や進学などで新生活が始まる４月。

頑張ろうと意気込む一方で、ストレスがかかりやすい時期でもありますよね。

いつも以上に張り切って “頑張るモード”でいると、
不安や緊張に気づけずに心身に負担をかけ続けてしまうこともあります。

すると、不安や緊張などの精神的な不調が急激に押し寄せたり、動悸・冷や汗・吐き気など心身双方へ過剰に症状が現れてしまう場合も。

緊張が続く毎日のリセット法として、または急な不安感や緊張に襲われた時の応急策としてもおススメのセルフケアが『前腕マッサージ』。

●手のひら側の腕で、真ん中のラインを親指の腹で押したり揉んだり、痛気持ちいいくらいの強さで筋肉をほぐしていきます。

その時、まずゆっくり息を吐いてから深呼吸を始めます。
ちなみにこのラインは精神的不調、動機など、気持ちの「こころ」と」身体の「心（臓）」のどちらの不調にも関係が深いツボが並ぶライン（経絡）です。

このラインがかたくなっていたり、少しの力で揉んでも痛い！
・・・という時は、精神的なストレスを強く感じる状況に置かれているのかもしれません。

自分の心身に目を向けて、少し気を緩めたり、リフレッシュするなどしてくださいね(^-^)

〜花粉症と鍼灸〜

今年もいよいよ本格的な花粉症シーズンが到来します。すでにくしゃみや鼻水・目の痒み・肌荒れなどの症状でお悩みの方も多いのではないでしょうか？

花粉症(アレルギー)は体への侵入物を免疫が必要以上に攻撃する反応です。

免疫系が過剰反応しないよう正常に保つには自律神経を整えることが大切で、これは鍼灸の得意分野です。

自律神経を整えることで花粉症の体質自体の改善、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・肌荒れ症状の緩和など、当サロンではお悩みに合った鍼灸施術をいたします。

ピークが来る前にお身体を整えておくことも効果的な花粉症対策となるのでおススメです♪

夏は消化器系の不調が起きやすいです。

冷飲冷食などによる下痢、

汗などで体が水分不足となり起こる便秘、

その他暑さやストレスによる自律神経の乱れで下痢や便秘を繰り返す、、、など、

お腹にまつわる不調でお悩みの方も多いはず。

そこで今回は

下痢・便秘で辛いときに頼りになるツボをご紹介します！

まずは下痢の特効穴(ツボ)の【梁丘(りょうきゅう)】。

膝のお皿の上端外側から指3本分上

(外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸)

下痢の他、胃痛や胃けいれん、疲労感などにも効果あり♪

そして便秘の特効穴は【神門(しんもん)】。

手のひら側の手首の横じわ上で、小指側にある凹みにとります。

便秘の他、自律神経失調症や動悸などにも効果的。

お腹の症状に合わせて1日の終わりにセルフ灸をしたり、急な症状でトイレから出れないくらい辛い時の症状緩和に指でツボ押しするのもおススメです。

下痢や便秘はあくまでも症状=身体からのサイン

です。

原因となる生活習慣(冷飲冷食、水分不足など)に心当たりがある方は、生活の中で未然に防いでいく事も心がけましょう(^^)

もうすぐ春ですね。でもまだまだ気温が低い日も多いです。

寒い日は筋肉が縮こまり、血行が悪くなり、身体の冷え・肩こり・頭痛などの症状が出やすくなります。

血液は体を温めるだけでなく、体の隅々に酸素や栄養を届け、老廃物や疲労物質を回収するなど様々な役割があり、体の免疫力にも関わります。

冷え対策は、血行を促し、様々な病気や、病気と言えないまでもつらい症状を未然に防ぐことにつながります。

そこで是非、セルフ灸を冷え対策のツボ「湧泉」に。

このツボは、全身の血行促進や、冷えからくるむくみ、こむら返り、不眠などにも効果的です。ツボの位置は、足裏の中央よりもつま先側で、人差し指と中指の間です。足の指をグーにした時に1番凹む場所になります。

冷えは万病のもと。冷え対策は健康のもと！

セルフ灸、お気軽にご相談ください(^^)

お灸の効果は様々あります。

・深部体温を上げて免疫力をアップ

・内臓機能を高めて体の不調を整える

などに効果的です。

また、その他にも、お灸を据えるために自分の体に触れ、状態を確かめる時間を作るきっかけにもなります。

自分の体に向き合うことで、病気になる前のちょっとした体の変化や不調といった信号に気づき、本格的な「病気」を未然に防げます。

病気になってから治すよりも、病気にならないために免疫力をあげる養生としてのセルフ灸。

手軽で頼りになる健康法です。是非生活習慣の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか？