2024年は、暖冬のようで２月に小春日和が続いていますが、そろそろスギ花粉が飛散し始める季節となってきましたね。

今日は、花粉症に悩まされている皆さまに役立つツボをお伝えします。お灸がしにくい場所もありますので、火傷などに注意してお灸を行って下さい。

『上星』　額の真ん中の延長線上で前髪の生え際から親指1本分(1本分とは、親指の横幅です)

★注意事項　髪が焦げないように前髪をピンでとめる等してください

『迎香』　小鼻の一番盛り上がっている場所の人差し指1本分(小鼻の横を人差し指で押さえた親指側)

昼間は暖かい日差しもありますが、朝晩と冷え込みが強くなってきた近ごろは、体調を崩されている方が多いのでは？

特に11月に最も崩しやすいと言われています。この時期は、気圧の変動が大きく、気圧の高いときには血管が収縮し血流が悪くなり、その状態で筋肉を動かすと首肩のこりや腰痛が引き起こされるからです。

血流が悪いときには温めるのが一番！身体を温めることで自律神経も落ち着き、結果気持ちもリラックスできるので、『なんか、しんどいな～』と感じている方は、是非ともお灸を朝の始まりに取り入れて下さい。

身体が温まるとやる気も起きますよ！

今年は、梅雨があける前から連日の30℃越えで、湿気だけでなく暑さで既に身体がまいってる方が多いのでは…？

先ずは身体に溜まった『湿(体内の余分な水分)』を払うお灸を『水分(お臍の指一本分上)』に。そして、舌が白っぽい方は身体が冷えているタイプなので、『三陰交(内くるぶしから指三本分上)』にプラスのお灸をします。また、舌が黄色っぽい方は身体の中の熱が発散出来ていないタイプなので、『陰陵泉(足の内側の骨の内側を膝に向かって撫であげていき指のとまるところ)』にお灸をして、体内のデトックスをしてみましょう。