四国に暮らしていると、ふと道端でお遍路さんに出会うことがあります。

その姿を見ると、「ああ、人は誰しも“整えたい時期”があるのだな」と感じます。

お遍路は、弘法大師ゆかりの八十八ヶ所を巡りながら、

心をととのえ、過去や今の自分と向き合う旅。

一方、お灸は、身体の巡りを整え、滞りを温めながら、

からだの声に耳を澄ませる時間です。

実は、このふたつは共通点が多いのです。

 1｜どちらも「巡り」がテーマ

お遍路は「道を巡る旅」、

お灸は「気血を巡らせるケア」。

現代はスケジュールに追われ、心も身体も“止まりっぱなし”になりがち。

そんな時、外の世界を歩いて巡るお遍路も、

内側の巡りを呼び覚ますお灸も、私たちにとって必要な「リセット」になります。

 2｜自分のペースで続けられる「巡礼」

お遍路は一度で結願しなくて良いように、

お灸も一度で完璧に整える必要はありません。

疲れた時に一ヶ寺だけお参りするように、

肩がこわばった日だけ一壮のお灸をすえる。

その積み重ねが、気づけば大きな変化を生み出してくれます。

四国で生きる私たちだからこそ、

この巡りを日常に取り入れて、

しなやかに暮らしていけたらと思います。

先日、企業様へ出張お灸教室を開催しました。

昨年からのリピートで、今回は女性のみならず
男性社員もたくさんご参加いただきました。

働くなかで、どんな症状に困っているのかを
実際にお話しを聞くことが出来て、私自身もとても刺激的です。

病院では異常はないけど
ちょっと眠りにくい、疲労が取れない、肩こりが辛いなど・・・

そんな時にツボ押しやお灸でケアをしてもらえたら幸いです・

いつもありがとうございます。

先日地域の方向けへ

冬に向けた養生として、ツボ押しやお灸のお話を行いました、

年齢層が高い方が、お灸と聞くと

やいとのイメージが強く煙たがられますが

帰るころにはすっかりお灸って気持ちが良いという

プラスになって帰られます。

鍼灸師として、それが何より嬉しい瞬間です。

様々な講座やマルシェを通じて

今まで鍼灸院とは無縁と思っていた人たちにアプローチが出来るのは、とても有難いことですので

今後も続けていきます。

先日ログハウスの二階にてお灸教室を行いました。

ゆったりと足を延ばして、くつろぎながらお灸を知り
自分にお灸を据えて、自分に向き合う時間を大切にされていました。

それ以降自宅でのお灸も続けていただいている様、嬉しい限りです。

非日常空間で、自分に向き合う時間を。

徳島のタウン誌『CU』に、ちょのお灸教室の様子を取材いただき記事にしていただいております。

やはり記者の人はまとめるのが上手いですね。

内容や流れなど分かりやすく見やすいので、もしよろしければご覧になってくださいね。