老眼は、老化現象として「水晶体」が硬くなる状態と「毛様体筋」の筋力が低下することによって起こるとされています。

「近くでものを見るときにピントが合わせづらいなぁ」、また「手元の距離で小さな文字などが見えづらい」と感じる状態が「老眼」です。

近くのものを見る調節力の低下により起こります。

【簡単なセルフチェックをしてみましょう】

・人差し指の腹を目の前にかざし、どんどん遠ざける
・人差し指の指紋がくっきりと見える、つまりピントが合うところで指を止める
※普段メガネやコンタクトレンズを常用している方はその状態でチェックしてください。

指を止めた位置が30cm以上離れてる場合は、老眼鏡が必要と言われています。

【老眼や目のケアにおすすめなツボ】

■太衝（たいしょう）：肝経の経穴。肝は目に配属する。

■光明（こうめい）：眼窩内の循環改善を図る。

■後頭下筋群：風池（ふうち）等

■合谷（ごうこく）

子供や20～30代に急増している「スマホ老眼」にもお灸でケアはいかがでしょうか？

『スマホ老眼とは：一時的に起こる「目の調節機能の低下」のこと。PCやスマホを長時間見続けることで引き起こされます』

中学生の頃から治療院に来てくれている長距離選手の子がいます。成長期の筋肉は柔軟性が低下していて、いつも痛みを伴うトラブルをかかえて走っている子でした。

自宅ケアにお灸をお勧めしたら、練習が終わって自宅に戻った後にお灸を積極的に取り入れてくれました。

トラブルは多かったですが、走れなくなるほどの大きなスポーツ障害とならず、中学陸上を終えられて良かったと思います。

体質もありますが成長期のスポーツでは、痛みのトラブルで大なり小なり悩む機会がとても多いです。

柔軟性からくる筋肉のトラブルには、お灸を取り入れたセルフケアが予防や疼痛軽減に繋がりやすいです。

もしお困りの方がありましたら、お気軽にご相談ください。

訪問でお伺いする皆様に喜ばれています☆

刺激に敏感な方も多いため、煙と香りが少ないお灸は訪問先で大活躍です！

温熱時間も少し長いので、「温かくて気持ちがい～～い」が続くお灸をお試しください！！

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お灸は抗アレルギー作用が強く、喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などの治療で重宝しています。また、自律神経の働きを促したり、血行促進にも絶大な効果があります。これはお灸の温熱作用はもちろんですが、お灸に使うもぐさに含まれるチネオールという精油成分や、他のタール成分などが皮膚や鼻の粘膜から浸透していくために起こるとされています。

これらの作用を応用して、不妊症や生理不順などの婦人科領域、関節リウマチや膠原病などの自己免疫疾患領域、おねしょや夜泣きなどの小児科領域、心療内科や精神科の領域などの多くのところで効果が期待できます。

また古くからお灸は自宅での養生、今でいうセルフメディケーションのツールとして有用で、本院でもお灸の正しいすえ方や効果的なツボなどを指導しております。

皆さんも温かくて心地よく、免疫力が向上する「お灸」をすえて、元気な毎日をお過ごし下さい。