前回、紹介しきれなかった温灸器を今回は載せてみます。

現在は販売されていませんが、電気温灸器のShouki（全医療器）。これは被災地でボランティア鍼灸活動をしている時にはよく使用していた器具です。適度な熱刺激を繰り返し来て学生さんにも好評でした。

次は、ネパール棒灸（畑先生の講習会で知りました。ネットでは、三景・お江戸の鍼灸道具屋さんで購入できます）。これは、体の深部まで熱が浸透して非常に温かくなります。個人的な使用法としては打撲の際に患部に当てることで血流が促進され治癒が早まるような気がしています。ただ、煙量が多いことが欠点ですが、欠点を補うほどの効果は保証できます。

最後に、箱灸のもぐさん（山正）。以前は椀灸を用いていましたが、今はお手軽さもあり、落としても壊れないことからもぐさんを使用しています。椀灸ほどの熱持続時間はありませんが、15分程度なら大丈夫かなと感じています。毎回、実技終了後、学生から購入したいと言われている商品です。

これからも、色々な商品を学生には紹介して、少しでもお灸に興味が持てるようになってくれたらいいなと感じます。

卒業後、すぐに開業する学生もいる為、3年生の実技授業では、私物の灸道具を使わせ体験をして貰っています。鍼灸師目線以外の角度からの意見は私にとっても貴重な体験となります。

今回、使用した商品は、椀灸・箱灸（もぐさん）・棒灸（押灸・ネパール棒灸）・イトオテルミー・電気温灸器（Shouki）・KANAローラー灸・棒温灸（琵琶湖型）です。

棒温灸についてですが用途は様々だと思いますが、私が使用しているやり方を今回は紹介しようと思います。

薄いタオルやペーパータオルを用いて、目の周りや耳の周りを温めています。このやり方を学生にも体験して貰いましたが、良い反応が多く、棒温灸の可能性を拡げてくれています。

購入した際にはぜひお試しください。

先日、公益財団法人　東洋療法研修試験財団から第32回はり師きゅう師国家試験会場の発表がありました。

国家試験は来年の2月の最後の日曜日（毎回、この日になっています）、あと、5か月です。

本校の学生もいよいよ国家試験モードになってきました。ぜひ、頑張ってほしいものです。

先日、卒業生から立て続けに開業連絡が入りました。

そのうちの一人は美容を主体にした鍼灸院を開業したとのことであったので、以前から気になっていた「せんねん灸クローバー」を自分用とプレゼント用に購入し、開業祝い品として渡してきました。

使用した感じとしては、熱量は「はじめてのお灸moxa」と比べると熱を感じ、非常に気持ち良い熱量です。また、煙の香りもかなり強くアロマ灸としても非常に良いものです。

卒業生からの感想は、「パッケージが可愛く、そのまま、お店に飾れます。」とのことで、今後、人気が出る商品ではないかなと思っています。

1個あたりの単価は20円（100個で税込2200円）ですので、コスパ的にもよい商品ですので、ぜひ、気になったかたは購入してみて下さい。

つい先日、ある鍼灸師の先生に、「以前、韓国で買ったんだけど、使用していないからいる？」といわれて、温灸器を貰いました。

まったく、ハングルはわからん・・ということで、とりあえず、艾を丸めてその中に容れて、足を温めてみました。

なんか、バンドみたいなのがあるので、固定用かな？と思い、膝にまきまき。結構、温かくていい感じ・・。

多分ですが、頭の上にのせて施術する「ほうろく灸」じゃないかなと思っています。

色々な温灸器がまだあると思いますので、とりあえず、チャレンジしてみようと思います。