当院の施術は鍼をメインにして、補助的意味合いでお灸を使っています

3月になっても寒い日が続くこの頃は患者さんから、お灸の催促があります
家でご自分でもお灸を使っていると言われるので、お聞きしてみると『味噌灸』をしているとのことです

もぐさの香りが一日の疲れを取ってくれると言われるのですが、『自分では背中のお灸はできないので治療院にきたときに背中のお灸をしてもらいたい』とお願いされます

ストレスの多い方、自律神経の不安定な方など、背中のお灸が癒される時間になるようです

治療院ではよくお灸を使います。

背中や腕、足三里などには煙がでてもぐさの香りがするものを利用していますが、喉の調子が悪い方には仰向けの状態で任脈の天突にお灸を据えています。

もぐさの香りが好きだという患者さんでも、お顔近くで煙を感じるのは辛いです。
煙のでない奇跡はそんな時に大助かりです。

ご自宅でセルフでされるお灸と違って治療院ではお灸の煙は気にならないのですが、ツボによっては奇跡じゃないと！という場所もあり、助かっています。

年齢を重ねると首や背中にほんの小さなイボができていることがあります。

小さなイボの上に、イボからはみ出さないように小さなお灸を載せます。

一回に３壮から５壮。

数日後、気が付くとポロリと取れます。

腕のシミが気になるご婦人に鍼とお灸を使ってシミを薄くしていく方法を教わりました。

小さく捻ったお灸を燃えきらないうちにすばやく取っていきます。鍼と併用することでシミが少しずつ薄くなるそうです。

写真は教えてくださった先生の施術です。