１か月に2回のペースで定期的に針灸治療を受けていらっしゃる50代前半の患者様。

昨年秋から何となく不正出血が続いているとのこと。

針灸治療を受けた後1週間は出血が止まるけれど、その後の1週間がまた戻ってしまうサイクルが続いていました。

今年に入って、ご自宅で内くるぶし回りと下腹部の、ご自身で気になるところにせんねん灸を毎日してもらったところ、今月中旬にいらしたときには症状がピタッと止まったそうです。

そして月末の今も症状は現れず日々を過ごされています。

セルフケアすることで、生活の質が向上し、毎日元気に過ごせる例を見せていただきました。

生理痛など婦人科系の不調があったり、腰痛がある方の腰のあたりの背骨をゆっくり触っていくと（実際には、骨と骨の継ぎ目のあたり）、ボヨボヨとむくんだ感じがあったり、いやにへこんでいたり、プチプチしていたり、痛みを感じる方が多くいらっしゃいます。

私はその部位にせんねん灸をします。

すると、先ほどまで違和感を感じていた骨と骨の継ぎ目が、急にすっきりとして、実際に腰や骨盤腔の不調が改善されます。

体感的に、「よし！通った！」という感じで、施術している私も、改善したことがわかります。

背中なので自分ではお灸をしにくいと思いますが、お友だちやご家族に頼める方は、是非お試しください。

私の針灸院のケアのテーマは不定愁訴です。何となくだるい、頭痛持ち、首肩こりが慢性的など…、当たり前になっているそれらの不調がない生活が手に入ったら、どれだけ毎日が心地よいでしょう♬

アロマセラピーサロン時代を含めると13年を経た今、定期的にいらしてくださるお客様がおっしゃるメインの不調が、初診時とは全く違ってきています。

小学生の頃からの便秘だった女性は、来院半年で便秘から卒業、今は特に不調はなく、今は定期的な美容針にシフトしました。

社交ダンスを楽しまれる女性は、初診当初は重心が安定せず、靴擦れやタコ、足の疲れでお悩みでした。半年でタコがほぼなくなり（アロマと針灸併用）、今は全身調整にいらしています。

ご自宅で膝の痛いところにせんねん灸を毎日１荘ずつすえていたお客様は、階段昇降時のギスギス感が減少したとおっっしゃっています。

共通しているのは、定期的なケアによって、自分で修復していく力が整う、ということです。セルフケアも継続が効果を発揮するのは明らかです。

ご希望の日時で、プライベートのオンラインお灸レッスンを開始しています。

ご予約、お問い合わせをお待ちしています。

私の針灸院では月に1回、デュークズウォーキングレッスンを行っています。

先生は針灸教員養成科時代の同級生なので、レッスン中も何かと東洋医学の話題が出て、生徒として参加している私はいつも力づけられています。

今月のウォーキングレッスンの後、私のお気に入り、ヨモギからもぐさを作って、手作りもぐさで遊ぼう！時間にしました。

今回はレッスンではなく、遊び。

私も緊張感なく、お友だちと遊ぶ感覚で。

資料もマニュアルも準備せず、お茶とお菓子をいただきながら、あ～でもない、こ～でもない、と作り、実習しました。

本来なら、すり鉢で心を込めてもぐさを作りますが、今回は手抜きでコーヒーミルを使いました。

早い、早い！

あっという間に瓶いっぱいに作れました。

足底の内側のライン（足の太陰脾経）に3つずつお灸をすえ、足の軽さとともに全身の心地よさを味わいました。

こういう時間が大好きです。