新緑の眩しい季節となりましたが、四月は環境や人間関係の変化に加えて、寒暖差の激しい時期でもあります。お灸によるセルフケアに、気の流れを整えてくれるツボを加えてみてはいかがでしょうか。手の親指と人差し指の間にある「合谷」、足の親指と人差し指の間にある「太衝」の組み合わせが、この時期におすすめです。

今日は大寒。寒の入りといわれる小寒から大寒へと続く寒中の時期は、一年で最も寒さの厳しい時期と言われています。そんな時期にこそお灸を活用して、健やかな身体づくりをされてみてはいかがでしょうか。冬場には「腎」を労わり身体を温める効果のあるツボがおすすめです。

【この時期におすすめのツボ】

太谿：内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみ

三陰交：内くるぶしの一番膨らんだところから指四本分上

猛暑に残暑、そして急な秋の訪れ。めまぐるしい気候の変化は私たちの身体にも影響します。

「疲れがなかなかとれない」「胃がもたれやすい」「眠りが浅い」など、さまざまな不調が出やすい今の時期にこそお灸を使ったセルフケアがおすすめです。

消化器系の働きを整えてくれるツボ「足三里」、気を補い身体全体を活性化するツボ「気海」へのお灸は身体全体のバランスを整えてくれます。

「足三里」：膝蓋骨の外側にあるくぼみから指４本下がったところ。

「気海」：身体の中心線上で、おへそから指2本下がったところ。